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菅野智之投手、メジャーデビュー戦で奮闘もケイレンの影響で降板

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<ブルージェイズ-オリオールズ>◇30日(日本時間31日)◇ロジャーセンターで行われた試合において、メジャーリーグで1年目を迎えたオリオールズの菅野智之投手(35)がデビューを果たしました

この試合での評価はさまざまでしたが、彼は4回を投げて4安打、2失点、2四球、1奪三振という成績を残しました

日本人先発投手としては最年長でのメジャーデビューとなった彼の挑戦は、多くのファンから注目を集めています

初回の不安定な立ち上がり

試合の初回、菅野は1点の援護を受けたにもかかわらず、先頭打者に対していきなりストレートの四球を献上

続いて2死を奪ったものの、連続して長短打を浴び、2点を失い逆転を許しました

ここでの四球は、投手にとっては痛手で、その後のイニングにも影響を与える可能性があるため、今後の課題といえるでしょう

立ち直るもケイレンで降板

2回には3者凡退に抑え、続く3回でもピンチを背景に無失点で切り抜ける冷静な投球を見せました

しかし、4回には再びヒットを許しながらも、無得点に抑えました

投球数73球に達した5回裏開始前、菅野は投球練習を始めたものの、ケイレンのため急遽マウンドを降りることになりました

箇所の特定は報告されていませんが、チームメイトやコーチらと相談の上、降板を決断したとのことです

故障からの復活と挑戦

菅野投手は、2020年オフにポスティング制度を通じての米移籍を目指していましたが、新型コロナウイルスの影響で交渉が成功しなかった経歴を持っています

その後は故障に悩まされましたが、昨シーズンはセ・リーグMVPに輝く活躍で復活を果たしました

5年越しの夢が実現した今回のデビュー戦は、彼にとって特別な意味を持つ試合となりました

菅野智之投手のメジャーデビューは、長い道のりの末に実現した夢の瞬間でした。彼の投球には冷静さがありつつも、初回の失点後もなんとか持ち直した姿は、今後の活躍を期待させるものでした。しかし、原因不明のケイレンにより交代を余儀なくされたことは、ファンにとって心配の種です。
キーワード解説

  • メジャーデビューとは?: プロ野球の選手がアメリカのメジャーリーグで初めて試合に出ることを指します。
  • ポスティング制度とは?: 日本のプロ野球選手がメジャーリーグチームへの移籍を希望する際に、所属チームがその選手を他チームに提供する制度です。
  • ケイレンとは?: 筋肉が不随意に収縮して起こる痛みや不快感のことです。一般的には水分不足や疲労が原因となることが多いです。

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