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メジャーデビューの菅野智之投手、初先発で降板も次回登板は問題なしと監督

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2025年3月31日(日本時間)に行われたメジャーリーグの試合において、オリオールズの菅野智之投手(35)がブルージェイズ戦でメジャー初登板を果たしました

菅野選手は元巨人のエースで、今季はオリオールズと年俸1,300万ドル(約19億5000万円)の単年契約を結んでいます

試合はオリオールズが1-3で敗れたものの、菅野選手の初登板としては注目される内容でした

試合の振り返り

菅野選手は4回を投げ、4安打2失点という成績

ストライク率は62%(73球中45球)、奪三振は1、四球は2でした

第1イニングでは、四球とヒットで2死二、三塁のピンチを招いた後、スプリンガー選手に対して137キロのスライダーを投じたものの、右前ヒットを打たれ、2点を先制される結果となりました

降板の理由

5回のイニング前、菅野選手は投球練習を途中で中断し、トレーナーや通訳とともにマウンドで話し合いを行いました

その後、チームは「けいれん」のために降板したと発表しました

健康状態についての報告

試合後、地元放送局MASNのリポートによれば、菅野選手は降板時にバンテージなどの医療機器を着用しておらず、指にマメなどの兆候もなかったとのことです

菅野選手は降板後もベンチで試合観戦を続けており、解説者のベン・マクドナルド氏は「おそらく単純なけいれんだろう」とコメントしました

今後の見通し
オリオールズのブランドン・ハイド監督は、菅野選手の降板について「両手にけいれんがあり、右手の方が懸念材料だった

しかし水分と食べ物を摂り、状態は改善されている」と語り、次回の登板には問題がないと報告しました

菅野智之投手のメジャーリーグ初登板は、初めての体験に伴う緊張感と厳しさを感じさせるものでした。降板後の健康状態が良好であることが報告されたため、今後の登板に期待が持てるでしょう。
キーワード解説

  • メジャーリーグとは? アメリカで行われるプロ野球の最高峰のリーグで、全米およびカナダの30チームが参加しています。
  • ストライク率とは? 投手が投げたボールの中でストライクがどれくらいの割合で決まったかを示す数字で、成績の重要な指標です。
  • けいれんとは? 身体の筋肉が不随意に収縮し、痛みを伴うことがある症状です。投手は非常に緊張しやすい環境にあるため、プレッシャーや水分不足が原因で発生することがあります。

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