千葉学芸、地区予選前最後の練習試合で強力投手陣を披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<千葉学芸6-0駿台甲府> 31日◇練習試合◇ 千葉学芸グラウンド 2日に地区予選初戦を迎える千葉学芸は、31日に公式戦前最後の練習試合を行った

先発の中村 旦宗投手(3年)は1年生の時から経験を積んできた技巧派左腕で、先日までの投球から大きく成長を遂げている

今年は常時130キロ〜135キロの速球を記録し、さらに最速では137キロに達した

監督である高倉伸介氏は、今後の試合では140キロを計測する可能性も示唆している

中村投手は昨秋の山梨県大会では、駿台甲府相手に5回で9奪三振を奪う無失点の投球を見せた

その成績に加え、打者としても3番打者としてチームを引っ張り、5打数3安打を記録した

彼の打撃は強い打球を広角に打ち分けるテクニックが光る

続いて登板した新田 継吾投手(3年)は、146キロの速球を投げる選手として注目を集めている

しかし、この日の実戦では寒さの影響で出力を抑えたものの、常時135キロ〜138キロを維持し、回転数の高いストレートを打者に見せることができた

新田選手は試合後、「今日は寒かったので、出力を抑えましたが、次回はしっかり出せる予定です」と話しており、今後の投球に対する意気込みを見せた

千葉学芸の投手陣は、今季プロ注目の大村 ウィリアム投手や恒吉 航太、津田 晃成、野島 悠介投手といった合計で135キロ以上を投げる選手が揃っており、過去最高の層の厚さを誇る

このような投手陣の力に期待がかかる中、今後の地区予選での戦いに注目が集まっている

千葉学芸の練習試合でのパフォーマンスは、地区予選に向けて非常に有望なものと言えるでしょう。特に中村投手と新田投手の活躍は目立ち、チーム全体の士気を高めている様子が伺えます。投手陣の層が厚く、今後の公式戦でのパフォーマンスが期待されます。
キーワード解説

  • 技巧派左腕とは? 投手としての技術が高く、特に変化球の使い方に優れたピッチャーのことを指します。
  • DH(指名打者)とは? 指名打者ルールを用いて、投手以外の打者が打席に立つことを許可する制度です。
  • 回転数とは? ボールが投げられたときの回転の速度を指し、回転数が高いほど制球力やキレが増す特性があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。