4回2失点で敗戦投手となったものの、見せた投球には成果もあった
菅野選手の初登板の舞台裏
試合の中で、菅野選手はまさかのアクシデントに見舞われた1点ビハインドの5回開始前、投球練習中に右手を気にする仕草を見せた後、両手がけいれんし、降板せざるを得なかった
「(投球内容が)徐々によくなっていた途中なので、もう少し投げたかった」と語る菅野選手は、初登板の緊張からか、汗を多くかいた影響があったと推察される
経験豊富な投手としての貴重なデビュー戦
日本人先発投手の中で最年長となった菅野選手は、これまでの巨人時代に多くの大舞台を経験してきたしかし彼は「なんか今まで経験したことのないような感覚で表現が難しい」という高揚感を持っていた
このデビュー戦では、初回に相手打者に対して四球を与え、流れを変えられる場面もあったが、2回以降は持ち直した
次につながる投球内容
スプリットを中心に制球を安定させ、3イニング連続で無失点に抑える結果を残した菅野選手が降板した経緯には、巨人時代にも同様の経験があったため、次回登板には影響しないともハイド監督はコメント
菅野選手自身も「いいところもたくさんあったので、次につながる」と手応えを感じているようだ
今後の期待とファンへの思い
初登板にもかかわらず自ら取材に応じた菅野選手は「しっかり自分の口から話さないと好き勝手書かれちゃうので」とその理由を説明次回は5日(同6日)の敵地・ロイヤルズ戦で投げる予定だ
菅野選手の夢舞台での挑戦は始まったばかりであり、今後の活躍が期待される
菅野選手のメジャーリーグ初登板は、様々な困難に直面したものの、学ぶことの多い貴重な体験となった。彼の次の挑戦に期待が高まる。
キーワード解説
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- けいれんとは?
- スプリットとは?