昨秋のドラフト会議で1位指名を受けた麦谷選手は、プロ入り直後から「トリプルスリー」、ならびに「ゴールデングラブ賞」をはじめとするタイトル獲得を目指し、日々の練習に励んでいる
「トリプルスリー」とは、野球において1シーズン内に「打率.300以上」、「本塁打30本以上」、「盗塁30個以上」を達成することを指し、攻撃面での非常に高い能力を示す指標となる
また、「ゴールデングラブ賞」は、守備において優れた選手に与えられる賞であり、このようなタイトルを狙うことは彼にとって大きな挑戦である
富士大学に所属していたころ、麦谷選手は北東北大学リーグで「優秀選手」や「最多本塁打」、「最多打点」、「最多盗塁」などの数々のタイトルを獲得した
しかし、プロ入り後の春季キャンプでは、プロのレベルの高さに直面し、「本当にやっていけるのか?」と自信を失う瞬間もあったとのことだ
それでも彼は挫折をバネに強化練習を重ね、3月11日の中日とのオープン戦では一番・中堅でスタメン出場し、開幕投手の高橋宏斗から2安打を記録
成長した姿を見せつけた
「一軍に残れる選手は、そういった一軍投手に対して結果を出せる選手だと思う」と自信を深めている様子で、さらなる活躍への期待が高まる
監督の岸田護氏も「可能性がありますよね」と評価を下し、麦谷選手が開幕戦で一番として起用される可能性に言及
彼の準備が整った今、注目の1年目シーズンが始まる
麦谷選手のプロ入り初年度に対する強い意欲は、多くのファンにとっても励みとなる。彼が直面した困難を乗り越え、成長した姿が今後の試合にどのように影響を与えるのか、非常に興味深い。選手としての成長だけでなく、チーム全体の活性化にも寄与することを期待したい。
キーワード解説
- トリプルスリーとは?:野球において、1シーズン内に.300以上の打率、30本以上の本塁打、30個以上の盗塁を達成すること。
- ゴールデングラブ賞とは?:野球において、守備が特に優れている選手に贈られる賞。