埼玉西武ライオンズの関連記事

太刀岡蓮がオタワ・タイタンズと契約、プロ野球の新たな舞台へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 花咲徳栄高校(埼玉)の中心選手として2017年の夏の甲子園で優勝を果たした太刀岡蓮(たちおか・れん)外野手(25)が、北米独立リーグ「フロンティアリーグ」のオタワ・タイタンズと選手契約を結んだことが、4月1日に明らかになった

 太刀岡は、直近では米国で試合をこなしながらプロ契約を目指すトラベリング・チーム「アジアンブリーズ」の一員としてプレーしていた

彼は「ようやくプロ野球選手としてのスタートラインに立つことができました」と意気込みを見せた

 身長175cmと小柄ながら、50メートル走で5秒8のスピード、送球速度153キロを記録する強肩の外野手である

高校卒業後は都内の大学を中退し、アイオワ州の短大を経てサザン・インディアナ大学に入学

その間、メジャーリーグ4球団から視察を受け、昨年には経営学修士(MBA)を取得するなど、異色の経歴を持つ選手として注目されてきた

 帰国後には神奈川県のクラブチーム「GXAスカイホークス」でプレーし、NPB(日本プロ野球)球団の入団テストも受験

しかし、昨秋のドラフトでは指名がなく、「年齢で見られてしまう厳しさは感じます」と語りつつも、「メジャーリーガーの夢もまだあきらめていません」と日刊スポーツの取材に答えた

 花咲徳栄時代のチームメートには、中日ドラゴンズの清水達也投手(25)、ソフトバンクホークスの長谷川威展投手(25)、西武ライオンズの西川愛也外野手(25)といったNPB選手たちがいる

開幕から安打を重ねている西川もこの日、太刀岡のニュースに「太刀岡も頑張っていますね!!」と反応し、彼にさらなる刺激を受けていることを示した

太刀岡選手の契約は彼自身の努力の成果であり、多くの逆境を乗り越えてきた背景があります。彼のような選手がプロ野球界で活躍する姿は、若い選手たちにとって大きな励みとなるでしょう。これからの活躍が期待されます。
キーワード解説

  • フロンティアリーグとは?
  • メジャーリーグとは?
  • NPBとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。