中日・上林選手、神走塁で勝利をもたらし井上監督に初勝利を贈る

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◆JERAセ・リーグ 中日3―2巨人(1日・バンテリンドーム) 中日ドラゴンズの上林誠知選手が、その“神走塁”で井上監督に本拠地初勝利を贈った

試合は1−1の同点で迎えた7回無死二塁の場面で、上林は代走として登場

村松選手が投手前にバントを試みると、捕球した投手が三塁へ送球した

上林はヘッドスライディングでベースを狙うも、タイミング的には完全にアウト

しかし、タッチ寸前に右手を引いてかわし、左手でベースに到達するという冷静な判断を見せた

上林選手はこのプレーについて、ソフトバンク時代に一塁けん制の帰塁練習をした記憶を振り返り、「足からいったら絶対にアウト

手でいって、何か起きろと思った」と述べている

続く木下選手のセーフティースクイズで決勝点を奪った井上監督は、「誰もがやばいと思った

上林のスライディングのおかげで勝てた」と感謝の言葉を並べた

この試合で上林選手は開幕カードでの成績が10打数4安打となり、3番バッターとしての役割も与えられていた

また、試合後、岩崎選手が移籍4年目にして初めての白星を挙げた

彼は2019年にソフトバンクから中日に移籍して以来、約4年の間勝利を経験できずにいた

今回の勝利は、2死二・三塁のピンチを切り抜けた結果であり、岩崎選手は感涙を流した

「泣くなと思いました、故障で何もできなかった自分がやっと勝てた」とその胸の内を語った

中日はこの試合を通じて、選手たちの実力と連携の大切さを改めて感じさせ、多くのファンに印象深い勝利を届けることとなった

今回の試合は、中日ドラゴンズにとって非常に意味のある勝利となりました。上林選手の素早い判断と技術が試合を決定づけたシーンは、見ていて感動的でした。また、岩崎選手の復活も嬉しいニュースです。選手たちがチームワークを発揮し、監督も選手の能力を最大限に引き出していることがわかり、今後の試合にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 神走塁とは? 神走塁とは、野球において選手が素晴らしい判断や技術で走塁をすることを指します。特に、危険な場面でのプレーにおいて冷静さを保つことが求められます。
  • トミー・ジョン手術とは? トミー・ジョン手術は、野球のピッチャーなどが肘の靭帯を再建する手術です。この手術を受けた選手は復帰後も活躍する例が多く、その名が広まりました。
  • セーフティースクイズとは? セーフティースクイズとは、バッターがピッチャーにバントをしてランナーを進めるプレーの一種で、成功すれば自らも安打となる可能性が高いプレーです。

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