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ソフトバンク・中村晃、代役として奮闘し今季初勝利に貢献

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◆パ・リーグ 日本ハム1-5ソフトバンク戦(1日・エスコン) 生え抜き18年目のソフトバンク・中村晃外野手(35)が緊急事態を救った

最近、腰の手術で長期離脱が決まっていた近藤に代わって「2番・DH」で今季初先発

この試合では、初回無死二塁の場面で右前に適時打を放ち、柳田選手の先制点を後押し

さらに、2回にも2死二塁から再び右前に適時打を記録し、チームを今季初勝利に導いた

中村選手は試合後、「いい緊張感でやれました

しっかり準備してきたので」と冷静に振り返った

そして、試合終了後には居残りで約30分のウェートトレーニングに励み、今シーズンへの意欲を示した

しかし、チームは開幕から3連敗という厳しい状況に直面しており、加えて近藤選手の離脱、正三塁手の栗原選手の右脇腹の故障も影響し、監督の小久保は「禁じ手」を使わざるを得なかった

元々、今季は代打専念を予定していた中村選手と事前に相談をしていたが、急な状況での変更を強いられた

小久保監督は中村選手との約束とチームの勝利を天秤にかけ、最終的にチームが勝つことを優先する決断を下した

この日の試合では、他のベテラン選手たちも奮起

チーム最年長の柳田選手が先制打を放ったほか、5回には2号ソロを放ち、心強い存在を示した

また、同じく生え抜きの今宮選手は2死からの場面で1号ソロを記録し、チームを盛り上げた

「近藤に、『戻ってくるまで頑張る』と言った

彼が戻った時に良い順位にいれば、彼のモチベーションも高く持てる」と柳田選手は語った

昨季のパ・リーグMVPである近藤選手が不在でも、チームには頼もしいベテランたちがいる

中村選手の奮闘が光った試合でした。近藤選手の不在は痛手ですが、他のベテラン選手たちもそれに応じて活躍しており、チームの結束力を感じます。今後の試合でもその意欲を持続できるかが鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 緊急事態:突然の状況や問題が発生した際に、迅速に対応を求められる状況を指します。
  • 適時打:得点につながるヒットのことで、チャンスの場面で打つことが求められる打撃です。
  • 代打:先発メンバーではなく、途中から打者として起用される選手のこと。戦略的な意味合いが強いです。
  • ウェートトレーニング:筋力を強化するための食事と運動の計画を意味し、選手たちのパフォーマンス向上に寄与します。
  • 開幕連敗:シーズン序盤で続けて勝てないことを指し、チーム士気に影響を及ぼすことが一般的です。

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