試合は3点を追いかける8回に、古賀優大(26)が起死回生の同点打を放ち4-4に追いつく
続く延長10回裏、1死一、二塁の場面で、丸山和郁(25)がライトへの適時打を放ち、試合を決めた
先発の山野太一(26)は序盤から安定した投球を見せ、先頭の二俣翔一(22)を遊ゴロに打ち取り、2番の矢野雅哉(26)を三邪飛に、3番の小園海斗(24)を一ゴロに打ち取った
彼の立ち上がりは無失点であり、チームに良い流れをもたらした
その裏、打線は広島の先発・大瀬良大地(33)を攻め、先頭の赤羽由紘(24)が内野安打で出塁
続く長岡秀樹(23)が右飛に倒れるも、大瀬良の暴投を利用して赤羽が二塁に進む
ここで3番・サンタナ(32)が四球を選択し、無死一、二塁のチャンスに4番・オスナ(32)がライトへの適時打を打って先制点を得た
しかし、広島も反撃を開始
2回表には4番・堂林翔太(33)に左安打を許すと、2死一塁の場面で7番・ファビアン(27)にカットボールを捉えられ、レフトへの2ラン本塁打を浴びて逆転を許してしまう
中盤の6回には、2死一塁から5番・末包昇大(28)の2ラン本塁打が飛び出し、試合は広島が4-1とリードを広げる展開となった
山野は6回を投げ切り、100球を投じて6安打4奪三振、4失点という結果だった
7回からは阪口皓亮(25)がマウンドに上がるが、ヤクルト打線は8回裏、広島の4番手・ハーン(30)に対し反撃を開始
3番・サンタナがサードへの内野安打を放ち出塁し、次の4番・オスナに中二塁打が飛び出すと、無死二、三塁の絶好のチャンスを迎える
続く代打・中村悠平(34)が四球を選び、無死満塁の状況となった
最終的に8番・古賀が左適時二塁打を放ち、4-4の同点に追いつくことに成功した
延長戦に突入するが、10回表に広島は代打・大盛穂(28)にヒットを許し満塁のピンチを迎えた
しかし、5番手・木澤尚文(26)が堂林と末包を打ち取って無失点に抑える
10回裏、ヤクルトが攻撃を開始
先頭のオスナが中二塁打を放ち、代走に並木秀尊(26)が送られる
続く山田哲人(32)は敬遠され、1死一、二塁の状況に
ここで7番・丸山がライトへの適時打を放ち、ヤクルトがサヨナラ勝利を収めた
この試合は、ヤクルトの本拠地開幕カードでの今季初白星となり、選手全員の士気向上につながる試合となった
今回のヤクルトのサヨナラ勝利は、シーズンの初めにプレッシャーのかかる中での重要な勝利でした。選手たちの集中力とチームワークが実を結んだ瞬間であり、今後の試合に向けての良い足がかりになるでしょう。強敵に対しての逆転劇はファンにも大いに希望を与えるものとなりました。
ネットの反応
ヤクルトが劇的なサヨナラ勝利を収め、今季初勝利を掴みました
この試合に対するファンの反応は非常にポジティブであり、選手たちのがんばりが称賛されています
特に、試合を決定づけた丸山選手の勝ち越し打や、古賀選手による走者一掃の同点打について、多くのコメントが寄せられました
「試合決まった瞬間、涙が出てきた」という感情的なコメントもあり、試合のドラマチックな流れに感動したファンの姿が伺えます
丸山選手は「サヨナラ打を打つイメージが強い」と記されており、その信頼感が伺えます
また、オスナ選手の猛打賞についてもファンに評価されています
さらに、「高津監督は木澤選手を守護神に決めた」といったコメントからも、監督の采配に対する期待が高まっていることがわかります
なかには、山田選手に対する期待や厳しい意見もあり、「チャンスに打てない」といったフィードバックも見受けられましたが、全体としては今後の試合への希望と期待が溢れる内容となっています
ファンはこれからの戦いに向けて気合を入れており、特に「ようやく開幕しましたね」といったコメントからも、今シーズンに対する期待感が高まっていることが明らかです
ネットコメントを一部抜粋
苦しかった!
よう打ったわ!スワホー!
山田敬遠で丸山勝負してくれて良かった
古賀、丸山よくやりました!
決めたのは丸ちゃんだけど7回以降無失点に抑えたリリーフも勝利の立役者。
キーワード解説
- サヨナラ勝利とは?試合が同点またはリードを奪われた後、最終回に勝ち越して試合が終了することを指します。
- 適時打とは?得点につながるヒットのことを指し、ランナーが得点できる位置にいるときに打たれるヒットです。
- 内野安打とは?野手に打球が転がり内野に止まったときに出塁することを指し、通常は球速が遅くなったヒットのことを言います。