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中日・柳裕也、今季初登板で6イニングを投げ2失点の内容に収穫と課題

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◇2日 中日0―2巨人(バンテリンドームナゴヤ) 2025年の新シーズンがスタートし、中日ドラゴンズの先発投手・柳裕也選手が初めてマウンドに上がった

その結果、6イニングを投げ6安打2失点という成績を残した

試合後、柳選手は「良いところも悪いところも出たと思います」と自身の投球を振り返った

初回早々、柳選手は先頭打者・中山選手に対して初球のスライダーで死球を与えて出塁を許す

続く打席では、吉川選手に中前打を打たれ、一、三塁のピンチを迎える

4番打者の岡本選手には左前適時打を許し、早々に先制点を献上してしまった

しかし、柳選手はその後のイニングで粘りを見せたものの、6回には2死三塁の場面でヘルナンデス選手に直球を捉えられ、中越えの適時二塁打を浴びてしまった

柳選手は、この試合でプロ初スタメンのルーキー・石伊選手とバッテリーを組んだ

試合後、柳選手は「最後ヘルナンデスに打たれた場面は自分が首を振って打たれたので石伊には謝りました

本当に良いリードをしてくれました」と述べ、ルーキーの貢献を称賛した

昨シーズンは開幕投手としてスタートしたものの、シーズンを終えてみれば4勝5敗に終わった柳選手は、今回のオフにフォーム改造に取り組んだ

「今までの投げ方は捨てました

自分の中では真逆

180度ぐらい違う」と新しいフォームを採用し始めた

具体的には左脚を一度大きく上げてから投げ下ろす投球スタイルに変更している

柳選手は「去年から何かを変えないといけないと思ってやってきている

最初はうまくいかないことばかりでしたが、キャンプの終盤あたりでやっとつかめてきた」と語り、新たに掴んだ手応えを感じているようだ

実際、この日も「勝負どころで狙って空振りが取れました

去年にはなかったこと

ボール一つ一つはよくなっていると思います」と力強い言葉で今後の成長に期待を寄せた

中日・柳裕也選手の今季初登板は、6イニングを投げ2失点という結果でした。彼自身が語ったように、良い面もあれば課題もあり、今後の成長が期待されます。また新しいフォームを試みる中での手応えにも注目したいところです。
キーワード解説

  • スライダーとは?投手が用いる変則的な球種で、回転をかけることにより進行方向が横に曲がる特徴を持つ。
  • 死球とは?野球においてバッターが投球に当たることを指し、これによりバッターが無条件で一塁に進めるルールが適用される。
  • 適時打とは?打者が出塁中の走者を帰塁させるためにヒットを打つことを指し、得点につながる重要な打撃でもある。
  • フォーム改造とは?投手が自らの投球動作を見直し、より効果的な投球を目指すために行う変更のこと。

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