これにより広島は初の連勝と勝率5割の機会を失ってしまった
一方、試合の中で光を放ったのは新助っ人のサンドロ・ファビアン外野手(27)だ
ファビアンは、1点を追う2回に来日初本塁打となる一時逆転の2ランを放った
ファビアンが放った打球は、低い弾道で伸びて左翼フェンスを越え、ダイヤモンドを一周した後、仲間と歓喜のハイタッチを交わした
彼の本塁打は、今季12打席目でのもので、初見参の敵地でファンからの大歓声を浴びた
ファビアンは「甘い球を狙い、自分のスイングを心掛けた」と振り返っており、ホームランを放てたことで「気持ちが楽になった」と語ったが、チームの敗戦には悔しさを滲ませた
しかし、チームは開幕早々から危機的な状況に直面している
開幕3連戦で4番を務めたモンテロが左脇腹の肉離れ、5番の秋山も右足首の靱帯を損傷し、それぞれ選手登録を抹消された
中軸を担う二人が戦列を離れたことがチームに影響を及ぼす中、ファビアンの役割は一層重要になってきた
試合の前には、朝山打撃コーチからも助言を受けたファビアン
オープン戦期間中は球を見極めるあまり、重心が後ろに倒れがちだったが、コーチは「軸足に残し、前にグンと入っていく」ことを勧めた
ファビアンはその指導を実践し、本塁打を打つ要因となった
新井監督もファビアンの存在感を評価し、「いいホームランだった」と言及した
サンドロ・ファビアンは、「今日と同じようなリズム、気持ちで同じ結果を毎日、毎打席出せるように頑張ります」と次戦への意気込みを語った
来日初ホームランは自身にとっての節目となり、これからの戦いに向けてのさらなる活躍が期待される
サンドロ・ファビアンについて
サンドロ・ファビアン(Sandro Fabian、1998年3月6日生まれ、27歳)はドミニカ共和国出身の外野手です身長180センチ、体重81キロの右投げ右打ちで、2014年にジャイアンツと契約、2015年からプロ初出場を果たしました
2022年にはレンジャーズに移籍し、3シーズンで56本塁打を記録
昨年9月にはメジャーデビューを果たしています
サンドロ・ファビアンの来日初本塁打は注目に値しますが、チームとしては勝利を掴むことができませんでした。新助っ人の活躍があったものの、中心選手の怪我によりチームは厳しい状況にあります。ファビアンの今後の奮闘が期待されます。
ネットの反応
広島カープの試合に関するコメントでは、ファビアン選手の活躍とチームの采配に対する様々な意見が寄せられました
ファビアン選手の初ホームランは歓迎され、彼が試合を通じてさらなる攻撃力を発揮することを期待する声が多く見られました
また、末包選手とのホームラン競演についても肯定的な意見があり、昨年とは異なる光が感じられるとのコメントもありました
しかし、プレーや采配に関する批判も目立ちました
特に、4番打者の堂林選手に対しては不満の声が多く寄せられ、「堂林に代わって末包や田村を使うべき」との意見が見られるほど厳しい意見がありました
チャンスに打てない堂林選手に対しては、他の選手を起用することで打線全体が活性化するのではないかという意見もありました
また、采配に関しても疑問点が指摘されました
特に、ファビアン選手が出塁後に代走を出さなかったことや、守備固めをしなかったことについての不安が表明されていました
同点リードの場面での守備に不安を感じるファンもおり、試合運びの判断に対しての不満が見受けられました
さらに、ファンはいまだに広島が他チームを助けてしまう側面を持っていると指摘し、チームを強化するためにはドラフトや編成から見直す必要があるとの意見もありました
このように、注目されるファビアン選手の活躍とともに、チーム全体に対する愛情からの厳しい指摘が続いています
ネットコメントを一部抜粋
負けはしましたが、ファビアン、末包のツーラン競演は昨年とは違う光が見えた。
4番堂林にするくらいなら、末包とか田村の方がいい。
ファビになぜ代走がなかったのかが疑問。
采配どうにかしてほしい。
まぁ新井監督は中途半端な姿勢はやめたほうがいいな。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは?サヨナラ負けとは、試合の最終回に得点が同点で、相手チームが勝ち越しの得点を挙げて試合を終えることを言います。
- 本塁打とは?本塁打とは、バッターがボールを打って、フィールド内を走ることなく直接本塁に帰ることができるバッティングのことです。
- 肉離れとは?肉離れとは、筋肉が伸びすぎて部分的に切れてしまう怪我のことで、スポーツ選手にとっては珍しくない怪我の一つです。
- 靱帯とは?靱帯とは、骨と骨をつなぐ結合組織で、関節を安定させる役割を担っています。