2025年4月2日に開催された中日との試合で、マルティネスがバンテリンドームで初めて登板した際、古巣のファンから声援とともにブーイングが送られた
この様子はSNS上で話題となり、「ライデル」「ブーイング」「ライマル」といったマルティネス関連のワードがトレンド入りした
試合の流れとマルティネスのパフォーマンス
この日、巨人は2点リードで迎えた9回にマルティネスを登板させた昨オフに中日から巨人へ移籍した彼にとって、古巣相手の登板は特に緊張を伴うものであった
実際、試合開始直後に先頭打者の細川成也外野手(26)に四球を与えてしまったが、それでもマルティネスは冷静さを保つ
続く打者である4番・石川昂弥内野手(23)をセンターフライに打ち取ると、5番・板山祐太郎内野手(31)、6番・オルランド・カリステ内野手(33)を連続で空振り三振に仕留め、見事に試合を締めくくった
ファンの反応と意見の対立
マルティネスへのブーイングに対するファンの意見は分かれており、「ブーイングされるようなことした?」という批判的な意見や、「古巣を奪った者としてブーイングするのは当然」といった擁護の声が上がっている特にSNSでは多様な声が飛び交い、「マルティネスはチームに貢献した功労者だ」「正当に移籍した選手に対してブーイングするのはおかしい」といった意見が見られる反面、「出ていった選手を応援する必要はない」という意見も存在する
移籍とキャリア背景
ライデル・マルティネス選手はキューバ出身で、2018年に中日ドラゴンズに加入リリーフとして活躍し、7年間で166セーブを記録した
その後、2024年シーズンオフに巨人に移籍し、4年契約を結び、年俸は推定12億円以上とも言われる
マルティネス投手へのブーイングは、古巣のチームからのファンが送ったものであることから、感情的な反応が引き起こされたものでしょう。選手の移籍はファンにとって複雑な感情を伴うものであり、応援のスタンスが分かれる場面でもあります。
ネットの反応
巨人に新たに加わった守護神マルティネス選手の初登板に際して、古巣中日のファンからのブーイングが話題になりました
このブーイングについては賛否が分かれており、意見の相違が浮き彫りになっています
一方では、古巣を離れた選手に対するブーイングは「仕方ない」とする声がありますが、他方では選手への反応として「ダサい」とする声もあり、ファンの心情が反映されています
特に「ブーイングするな」という意見に異議を唱える人も多く、選手の移籍を受け入れられない感情があるようです
また、他のスポーツと比較して「プロとしての移籍を理解すべきだ」という意見もありました
このように、コメントにはブーイングを楽しむアイデンティティを持つファンの姿勢も見受けられ、ファンの間で移籍に対する考え方が多様であることが示されています
今後のマルティネス選手の活躍によって、ファンの感情がどのように変化するのか注目されます
ネットコメントを一部抜粋
金を出さない中日新聞が全部悪い
旧ホームで1回目の登板のブーイングは様式美としてアリでしょ。
自チームが勝てなくて、巨人よりもいい契約も出せなかったから移籍したんでしょ?
ライデルは繊細だから、耳を澄ませばブーイングの様な物が聞こえたかもしれない。
ダサいかなぁ?出ていかれたファンとしては、当然したくなるよねぇ。
キーワード解説
- ブーイングとは?:スポーツの試合などで、観客が不満を表すために音を立てる行為のことを指します。特に選手やチームが好ましくない行動を取った際に行われます。
- リリーフ投手とは?:試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことです。主に試合終盤で勝利を守る役割を担います。
- セーブとは?:野球において、試合の終盤に登板し、チームが勝利する際にその状況を維持した投手に与えられる記録です。特にリリーフ投手に多く記録されます。