ロッテ・高野脩汰が緊急登板で無失点好投、今後の起用に期待高まる

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◆パ・リーグ ロッテ2―3オリックス(3日・ZOZO) 千葉ロッテマリーンズの高野脩汰投手が、先発投手の石川柊が危険球によって退場となった直後、1回1死満塁というピンチで緊急登板しました

高野はこの難局を乗り越え、麦谷選手を二塁ゴロ、そして中川選手を右飛に仕留めるなど、無失点で切り抜けました

結局、彼は5回まで投げ、3回2/3を64球で4安打無失点の成績を残しました

試合後、高野は緊急登板の状況を振り返り、「緊張する間もなく、マウンドに上がりました

準備は全くしていなくて、靴ひもも結んでいない状態でした

3、4球くらいキャッチボールをして、もうあとは向こう(マウンド)で作ってくれということでいきました」と述べ、自身の準備不足を感じたものの、リラックスした状態で臨めたことが無失点の要因であったと明かしました

また、先発投手が危険球退場した後、2番手として登板する経験は2軍ではあったものの、1軍での緊急登板は初めてでした

2回の登板時には1死満塁の場面であり、当時の高野は電光掲示板上で一、三塁の状況だと思っていたため、その気持ちが逆に楽に投げる原因となったと語りました

「結果的に楽に、気負わずに投げられたのはありました

ラッキーでした」

開幕からの救援登板では2試合で無失点と好調を維持している高野

今後について、「先発もしたいですし、中継ぎロングも全く嫌いではないです

どんな起用の仕方でも使っていただけている分、そこに対して自分の力を発揮するだけと思っている

どんなポジションであれ、全力でやっています」と、今後もチームのために力を尽くす意志を表明しました

高野脩汰選手の緊急登板は、困難な状況で冷静な判断力を発揮した結果と言えるでしょう。彼の言葉からもわかるように、状況を把握できていなくても気負わないフリが良い結果に繋がったというのは興味深いですね。このような選手の成長が、チームの士気にも好影響を与えることが期待されます。
キーワード解説

  • 危険球とは?危険球とは、バッターにとって危険な位置にボールが投げられた場合のことで、投手が故意ではなくても、選手の安全を考慮して退場となることがあります。
  • 救援投手とは?救援投手とは、先発投手がマウンドを降りた後に登板し、試合を引き継ぐ投手のことを指します。連続して良い投球をすることで、チームの勝利に貢献します。
  • 無失点とは?無失点とは、試合中に自分が投げたイニングで、相手チームに得点を許さないことを意味します。これは投手の力量を示す重要な指標です。

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