試合は開幕から続く接戦となり、9回の展開が勝敗を分ける形となった
9回の失点が試合の行方を左右する
2-2の同点で迎えた9回阪神の4番手投手・ゲラがまさかの誤算となった
先頭バッターのオースティンを左飛に抑えるも、1死後に宮崎に左前打を献上
その後四球を与えてしまい、1死一、二塁となる
続く山本の中越えの勝ち越し2点三塁打を浴び、試合の流れがDeNAに傾く
このゲラは、前日の同戦でも3失点を記録しており、2試合連続での救援失敗が響いてしまった
先発デュプランティエの好投を生かせず
阪神の先発、デュプランティエは6回を投げ、3安打1失点、8奪三振という素晴らしい内容しかし、6回1死二塁から梶原に中前適時打を許し、1点を失う
5回までは最速157キロの直球を中心に、強力DeNA打線をわずか1安打に抑える力を見せていただけに、その後の失点が悔やまれる
続く8回では3番手・桐敷が2死一塁から牧に中越え適時二塁打を許すなど、リリーフ陣の失点も試合を難しくした
打線は相手投手に抑え込まれる
阪神の打線はDeNAの先発・ケイに苦しんだ初回、2死一、二塁のチャンスでは大山が見逃し三振に倒れるなど、得点のチャンスを活かせない
その後3回にも連打で無死一、二塁の場面を作るが、クリーンアップが三者連続で空振り三振に倒れ、攻撃のリズムを作れなかった
しかし、8回1死一塁で佐藤輝が2番手・坂本から左中間に同点の2ランを放つ場面もあった
今回の阪神の試合は、特にリリーフ陣の弱さが目立った。デュプランティエの好投が無駄になってしまったことからも、どうにか打線が安定し、試合の流れを引き寄せる必要がある。これからの試合で、投手陣の組み合わせの見直しが求められるだろう。
ネットの反応
阪神タイガースは、最近の試合で連敗を続けており、特に9回に救援投手のゲラが3失点したことが大きな問題となっています
多くのファンからは、藤川監督の采配に対する批判が寄せられ、具体的には「ゲラを9回に投げさせるのはなぜか」といった疑問の声が上がっています
また、ゲラが過去の成績から見ても京セラドーム大阪では適していないことが指摘され、調子の良い投手を使わない采配に不満が集まっています
さらに、選手たちの調子についても心配の声が響いており、佐藤輝明選手のパフォーマンスが落ちないことを望むコメントや、チーム全体の粘りが足りないとの指摘も見受けられます
選手の状態や過去の結果を考慮しない采配には、「ギャンブル采配」と表現するファンもおり、監督の経験不足を指摘する意見が強まっています
また、試合の進行や選手のパフォーマンスに影響を与えたと思われる審判の誤審に対する不満も多く、これがチームに与えた影響を憂慮する声もあります
ファンたちは、誤審がどう影響したかを考慮するのと同時に、チャンスをしっかり活かせない現状に焦りや失望を感じている様子がうかがえます
このような状況の中、阪神タイガースのファンは、選手や監督への指摘や期待を寄せつつ、今後の試合に向けた立て直しに期待を寄せています
今季の展望に対して不安を持ちながらも、チームの復活を願う声が多く集まる結果となっています
ネットコメントを一部抜粋
ゲラは今月中二軍調整かな。後は佐藤輝明選手の調子が急に落ちなければ勝てるよ。
投手出身のカントクなのに投手の調子が測れないってのは滑稽ですね。
これは采配ミスと言わざるを得ないこの2戦。なぜゲラを9回に投げさせる。
誤審も野球の一つだから仕方ない。誤審で勝つこともあるんだし。
タイガースはデュプランティエ投手が今季初先発でナイスピッチングをしたのに。
キーワード解説
- ゲラとは?: ゲラは阪神の投手で、試合の終盤に登板する救援投手。重要な局面で必ず相手打線を抑え込む役割を担っているが、今回は二試合続けて失点を喫した。
- デュプランティエとは?: 新加入の阪神の先発投手で、最速157キロの速球を持つ。先発として6回を投げて好調だったが、運悪く1失点と勝利を逃した。
- クリーンアップとは?: 野球における打順で、3番から5番の打者を指す。通常、長打力や高打率を誇り、得点を挙げる重要な役割を持つ。

