DeNA戦での阪神、選手の戦略ミスが敗因に。巨人戦への期待も高まる

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◇セ・リーグ 阪神2―5DeNA(2025年4月3日 京セラD) 【矢野燿大視点】結果論として捉えられるかもしれませんが、6回に投手のケイが送りバントを決められたことで、DeNAに流れを渡してしまったのが痛手でした

1点の重みがあるこの試合では、もう少し慎重に投球する必要があったと感じます

まず、ケイは直球で1ボール2ストライクと追い込んでいましたが、変化球を混ぜずに直球を続けた結果、簡単にバントを許してしまいました

この送りバントが、後に梶原の先制適時打につながったのです

ここでの選択ミスが試合の流れを大きく変えました

また、9回に3点を失った投手のゲラについても触れたいと思います

彼は球速こそ出ていたものの、上半身だけで投げようとしたため体が開いてしまい、コントロールを欠いていました

このことが原因で、相手打者にしっかり振られる結果となっています

失点が続く中、ゲラの現状は厳しいと言わざるを得ません

もしかすると、一度抹消して再調整を行う必要があるかもしれません

それでも、シーズンはまだ長いので、今は問題点をしっかりと見直し、改善作業に取り組むべき時期だと思います

4月4日からは巨人戦が控えています

藤川監督も流れを変える重要性を理解しており、チーム全体でその意識を持たなければなりません

巨人も新監督である藤川監督の戦略を見てくるはずです

元監督の野村克也氏も言っていたように、早い段階で相手に印象を与えることが重要です

バッティングの面では、佐藤輝が状態を上げており、彼のヒットが8回の左中間本塁打につながったのは大きな収穫です

東京ドームでは逆方向でも本塁打が入る可能性が高いので、新しいクリーンアップの勝負強さに期待が寄せられています

今回の試合では、一つのミスが結果に大きな影響を与えることが分かりました。特に、送りバントを許した場面は流れを変える重要なポイントでした。今後は改善点をしっかりと見つけて、次の巨人戦に臨んでほしいと思います。
ネットの反応

現在の阪神タイガースに対するファンの見解は厳しい状況にあります

特に、ゲラ選手の2試合続けての失点が、チーム全体に悪影響を及ぼしているという意見が多く見受けられました

多くのコメントでは、ゲラ選手に対して「一度抹消して再調整してもいい」との意見があり、投手としての調整が必要だと考えられています

ゲラ選手が投げたボールの高低や、安定した投球ができていないことが指摘されており、最適な時期に2軍での調整が求められている様子です

また、打線の問題にも触れ、佐藤輝選手の1発だけでは勝てないという指摘もあり、「点を取るのが遅すぎる」といった声も上がっています

さらに、監督の采配やコーチ陣との連携にも不安を抱くファンがいることが伺えます

具体的には、藤川監督の選手起用が非常に慎重であり、代わりの選手を早く起用する必要があるといった意見が見られました

若手選手にチャンスを与えることが、今後のチーム作りにも重要だという考えが広がりつつあります

ファンからは、今後の巨人戦に向けての期待や、監督としての手腕に対する意見が寄せられており、次回の試合が待たれています

ネットコメントを一部抜粋

  • ゲラは葛西のようにアンダースローに超変革するべきだね
  • ゲラばかりに目がいってるが実は打線も佐藤輝の1発だけでは勝てる術もない。
  • ボールが高い。低めに投げれてないのから打たれる。
  • ゲラの悪い時は投げた後に上体が完全に1塁側を向きさらに屈み込むような状態になっている。
  • まあ始まったばかりだし悪い部分は早めに対処出来て良かった。
キーワード解説

  • 送りバントとは?:野球において、打者がバットを少し出してボールを前に転がすことで、走者を進める戦術です。
  • 直球とは?:ピッチャーが投げる最も基本的な球種であり、多くの場合、最速の球です。打者にとっては反応がしやすいですが、精度が求められます。
  • コントロールとは?:投手がボールを投げる際、狙った場所に正確に投げる能力のことを指します。コントロールが悪いと、相手チームに得点を許すリスクが高まります。

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