藤川球児監督(44歳)は同点の9回にハビー・ゲラ投手(29歳)を投入したが、またもや2試合連続での3失点
現役時代には「勝利の方程式」の一員として活躍した指揮官が見せた采配だったが、結果は出なかった
藤川監督は試合後、「やはり、そこ(勝ちパターン)から、かわすということは、正直まだ…
彼(ゲラ)は続けて投げていかなければいけない」と選手への信頼を語った
しかし、ゲラは1死から宮崎に左前打を許した後、佐野には四球を与え、一、二塁のピンチを招く
続く山本は中堅手・近本の頭を超える打球を放ち、阪神は2-4とリードを奪われ、そのまま試合は終了した
特に試合中の不可解な判定が、藤川監督をさらに苛立たせた
佐野の打席で、カウント2-2からのフォークが空振りと見えたが、球審の真鍋氏はファウル判定
結果的に、この1球が試合の重要な局面となり、藤川監督は「非常に大事なアウトなことは間違いない」と述べた
昨季、防御率1.55を誇ったゲラは、初の2試合連続失点を記録し、防御率が23.14にまで上昇
故に、藤川監督は選手の信頼を守るため、出場選手登録抹消は行わない意向を示している
また、「まだ始まったばかりですからね」と言いながらも、結果が全ての世界であることを胸に秘めている
阪神が抱える苦境は、選手や監督の信頼関係に影響を与えかねない状況です。特に藤川監督の采配や選手起用に対する疑問は多く、結果を求めるあまり選手への信頼を失うことが懸念されます。今後、阪神がどのように立て直しを図るのか注目されるでしょう。
ネットの反応
阪神・藤川球児監督の継投に関するニュースに対して、ファンからは多くの反応が寄せられています
特に注目されているのは、藤川監督のこだわりが功を奏さなかったという点です
ファンの中には、同じポジション出身の監督が選手の状況を一律には把握できないとの意見もあります
守備や打順に対する厳しい意見も多く、特に近本選手の前進守備の判断に疑問を持つ声が上がっていました
対戦相手の佐野選手に対する審判の判定についても、多くのファンが不満を示しており、旁観する藤川監督の姿勢についても指摘がありました
フロントに寄り添った采配の必要性を唱える意見も多く、選手の状況や精神状態を無視した采配が問題視されています
また、リリーフ起用に関しても、ゲラ選手の連続登板がプレッシャーの元となっているのではないかとの意見が目立ちました
ファンは、選手の調子を汲んで投手交代を行うべきとの声が強く、戦術の見直しを求める意見が多く見られました
このような采配の背後には、選手の信頼を損ねる危険性があるとの懸念も抱かれています
結果として、藤川監督の采配への不安が広がり、チーム全体の意気込みにも影響が出ているのではないかとファンは考えています
ネットコメントを一部抜粋
しかし監督と選手ではポジション同じでも性格など違うから一筋ではいかないよ
昨日の山本の決勝打のところ、近本に前進守備させる必要あったんかな。
選手の立場に立った振る舞い、選手に寄り添ったコメントをしてもらいたい。
なんかブルペンの考えがおかしい
こういう発言がダメ監督の証
キーワード解説
- 藤川球児とは?野球選手から監督に転身した元プロ野球選手で、日米通算245セーブを達成した。
- ゲラとは?阪神タイガースの投手で、昨季高い防御率を誇っていたが、今季は成績が振るわない状況にある。
- 勝利の方程式とは?試合終盤に勝利を確保するための投手リレーを指し、通常は抑えやセットアップを含む。