これにより、395試合連続で勝利を挙げたこととなり、プロ入りから19年連続勝利を達成
また、日本のプロ野球史上初めて40歳代での先発勝利も記録した
岸選手は昨年12月に「不惑」を迎え、大ベテランとしての円熟味と存在感をさらに増している
試合は小雨が降りしきり、気温は5度を下回る寒い条件下で行われたが、岸選手は試合開始当初、力みからフォームが崩れ、やや制球に苦しむ場面も見られた
しかし、試合が進むにつれて調子を戻し、結果的には91球を投げ、7回1失点で降板
プロ20年目を迎える岸選手の引き出しの多さが光った
この試合は、両日の試合が雨で中止されたため、岸選手が本拠地での開幕投手となった
そして、岸選手は妻と2人の息子がスタンドで見守る中、勝利を挙げたことに喜びを感じていた
「家族が来ているところで勝てたことはすごく特別」と語り、彼にとって格好いい父親の姿を子供たちに見せられたことが大きな喜びであった
また、試合中には岸選手と同じく40歳を超えた後輩選手たちの思いやりも見られた
岸選手は後輩の藤井選手に申し訳なさを抱く一方、チームメイトとしての絆を強めている様子が伺えた
岸選手は今年の春キャンプで新たにシンカーを習得するなど、自己向上に取り組んでいる
40歳代に差し掛かりながらも、常に進化し続ける姿勢が今後のパフォーマンスにも期待を持たせている
岸選手の素晴らしい投球は、年齢を感じさせないパフォーマンスで、多くのファンに希望を与えました。特に、家族と一緒に勝利を手にしたことは、選手にとって特別な思い出に違いありません。今後の活躍にも注目です。
キーワード解説
- 先発勝利とは?:試合の最初から投げ始め、試合の流れを作るピッチングをした投手が勝利を得ることを指します。
- 無四死球とは?:投球中に相手チームに出塁させることなく、すべてのアウトを打者の打撃で取ったことを意味します。
- シンカーとは?:投手が投げるボールの一種で、打者から見て横に曲がる特性を持つ球種のことです。
- 不惑とは?:40歳になり、迷いや惑わしから解放されることを指す言葉です。岸選手がこの年齢に達したことを意味します。