西武ライオンズ、開幕からの不振が続く—雨天中止も影響か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
西武ライオンズが開幕早々、トラブルスタートに見舞われている

チームは仙台遠征中に行われるはずだった楽天戦が1日と2日の両日とも雨天中止となり、3日にようやく試合が挙行されたが、結果には恵まれなかった

試合は4回にドラフト2位新人・渡部が右中間への適時三塁打を放ち、今季初めての先制点を挙げるも、2番手投手の羽田がここで悪夢を再現

不運にも先頭打者への四球から始まり、続く4連打で3点を失い、主導権を握ることができなかった

加えて、8回には打球判断の誤りによってセンターゴロを献上するなど、試合を通じて勢いに乗ることができなかった

これで西武は開幕4連敗

12球団中、唯一未勝利の状態が続いていることが常態化しつつあり、球団として開幕12連敗(2分け含む)を喫した1979年の所沢移転元以来、46年ぶりの不名誉記録が視野に入ってきた

新任の西口文也監督(52)は開幕直前、「投打ともいい形で終われたので、これをどうやってシーズンに持っていけるか」との意気込みを語っていたが、「オープン戦の勢いのまま、とうまくはいかない

気を引き締め直さなければならない」と厳しい現実を受け止め、打開策を模索している

昨季は屈辱の91敗を喫し、開幕3カード目まで好調だったが、その後に歴史的な低迷に襲われた

今年こそ「上がるしかないシーズン」と意気込んでいた球団は、早々とつまずき、既に黒星が4つを数えている

打線では唯一の打点を挙げた渡部が打率4割と奮闘しているものの、得点力不足が続けば投手陣にかかるプレッシャーは増すばかりだ

昨季のように1失点も許されないという重圧に押しつぶされ、投球の幅が狭くなる負の連鎖に陥る可能性も懸念される

西武ライオンズの開幕からの失敗は驚くべきものです。雨天中止や投手の不調など、チーム全体が試合に苦しんでいる様子が見受けられます。監督がどのようにチームを立て直すのか、引き続き注目が集まります。特に、新人選手の活躍が期待される中で、チーム全体の士気をどのように高めていくのかが重要なポイントでしょう。
ネットの反応

西武ライオンズが開幕から4連敗を喫したことに対するファンのコメントは、チームの現状に対するさまざまな懸念を示しています

多くのコメントでは、昨年の低迷を引きずっているのではないかという不安が強く表現されています

特に、ドラフトで指名されたルーキーの渡部聖弥選手が4割という好成績を残しているものの、他の選手たちの打撃力が不足していることが深刻な問題として指摘されています

また、監督やコーチングスタッフの采配についても意見が分かれています

あるコメントでは、過去の実績のある選手を使うべきだという意見や、若手選手を育成するための厳しい指導が必要だとする声が聞かれました

特に、ベテラン選手に頼っても結果が出ていない現状では、若手選手にチャンスを与え、積極的に起用していくことが求められているとされています

投手陣に関しても、開幕からのパフォーマンスに疑問を持つコメントが多く寄せられています

特に、リリーフ投手の選手起用や、調子が上がらない選手の固定起用についての批判が見受けられました

ファンは、柔軟な起用や新しい戦略を求め、現状を打破するための積極的なアプローチが期待されています

全体として、ファンはまだ始まったばかりという意見を持ちながらも、昨年の苦い経験が影響し、早期に改善を見せることを強く望んでいる様子が散見されます

今年のチーム状況に対する期待と不安が入り混じったコメントが多く寄せられ、ファンの心は複雑な状況にあります

ネットコメントを一部抜粋

  • 開幕して4試合だが去年と何も変わってない。
  • 伊原さんの様な厳格な方を監督として迎え入れて若手をビシビシ鍛えるべきでした。
  • 羽田はオープン戦からも勝ちパターンでは使えないよね。
  • 実際弱いんだからなかなか勝てないのは分かってること。
  • 長打がないから、迫力がない。
キーワード解説

  • ドラフトとは? プロ野球のチームが新しい選手を採用するためのイベントで、各チームが希望する選手を指名して獲得する制度です。
  • 四球とは? 投球がストライクゾーンを外れたために、打者が無条件で塁に進むことができる状況を指します。
  • 適時打とは? 得点につながるヒットのことを言います。
  • 主導権とは? 試合の流れや勢いを握ることを意味し、リードする側が試合を優位に進められる状態です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。