特に注目されたのは、開幕投手としてマウンドに立った巨人の戸郷翔征投手（25）で、そのピッチング態勢はエースとしての自信を疑わせるものでした
試合の前半、戸郷は初回に先頭打者の近本選手に内角を狙った直球を打たれ、センターにヒットを許しました
この直球はシュート回転しており、投球フォームに問題があった模様です
投球フォームとは、ピッチャーがボールを投げる際の身体の使い方を指し、正しいフォームはボールの威力やコントロールに直結します
また、3回2死二塁の場面では、大山選手に外角の直球を狙われ、タイムリーを浴びる結果となりました
さらに、木浪選手への四球も、低めのフォークボールを見逃されてフルカウントに持ち込まれる事態に
戸郷の直球とフォークボールの組み合わせが阪神打線に通用しなかったことが、3イニングでの3失点につながりました
投球フォームについては、上半身が前に突っ込むことによりリリース時の左足が突っ張る傾向にあることが指摘されており、このフォームでは真っすぐの威力も低く、球速も140キロ中盤に留まっています
この状態では、バッターにとって球種の見極めが容易となり、結果的に打たれやすくなります
試合後、戸郷は代打を出されてマウンドを降り、63球を投げた時点で降板しました
シーズン開幕を任されたエースとして、ファンやチームにも期待されていた選手であるため、この内容に不安を感じる声が上がっています
一方、阪神のエース村上選手は開幕戦ながらも135球を投げ切り、立て直す能力を見せました
今回のパフォーマンスは、戸郷にとって今後の成長のための教訓として機能するかもしれません
次回の登板までに、ブルペンでしっかりと投げ込み、復調した姿をファンに見せてほしいとの期待が高まります
今回の試合で戸郷投手が見せたピッチングは多くのファンを不安にさせるものでした。彼がエースとして成長するために必要な課題が浮き彫りになりました。次回の投球に期待する声が高まる中、どのように自らの課題を克服していくのか注目されます。
ネットの反応
多くのコメントは、戸郷翔征選手の現在のパフォーマンスに対する不安や今後への期待を表しています
まず、彼が歴代の巨人エースたちと比較される中で、まだまだ成長が必要であるという意見が多く見受けられます
「彼はそこそこ良い投手だが勝負弱い」といったコメントがその一例です
また、戸郷選手のボールがシュート回転しており、直球が生命線なのに制御できていないことが指摘されています
「真っ直ぐが生命線なのに、大瀬良のカットを投げ始めたからダメになった」という意見も、その問題を示唆しています
さらに、彼のシーズン3000球がデッドラインとされている点に触れ、「昨年の蓄積疲労が影響しているのでは」と考える声もあります
「去年シーズンはやりきれたが、CS以降、明らかにボールが良くない」や、「勤続疲労の影響が出ている」との意見があり、これまでの投げ方に修正が必要であるとの見解が広がっています
特に、「抹消して前のフォームに戻したり修正しなきゃ」といった意見は、多くのファンからの共感を集めています
また、エースとしての役割を重視する声も多く、「今の戸郷にはエースとして任せられない」と厳しい意見もあります
そのため、次の登板に向けての立て直しが期待されていることが分かります
「戸郷には奮起してもらわないと優勝は無理」といった応援の声もある一方で、厳しい評価が目立つのも現実です
今後、彼がどのように自身を立て直していくのか、ファンは注目しています
ネットコメントを一部抜粋
どうしても歴代の巨人エースと比べてしまう。
シーズン3000球がデッドラインと言われていますが、3000球以上投げた投手は不調になる傾向が見られるようです。
菅野の抜けた巨人の脱け殻がこの状況。
厳しくて良い。西本氏はまだ優しい方だ。
今の戸郷にはエースとして任せられる状況では無い様な気がしますね。
キーワード解説
- エースとは？プロ野球におけるエースは、チームの最も信頼されるピッチャーを指し、特に重要な試合で先発投手として起用されることが多いです。
- フォームとは？投球やスイングなどの動作における身体の使い方や姿勢のことを指し、正しいフォームはパフォーマンスに大きな影響を与えます。
- シュート回転とは？ボールが回転せず、横に曲がる投球のことを指し、バッターにとっては直球と見間違えやすく、打ちやすくなる可能性があります。
