増井氏は2022年限りで現役を引退したが、このセレモニーは彼にとって特別な意味を持つものであった
イベントでは、日本ハム時代に愛用していたAC/DCの「Hell's Bells」が流れる中、増井氏は背番号「19」のユニフォームを着用してマウンドに登場した
彼の登場に際し、日本ハムの宮西投手やオリックスの平野投手など、彼との関係が深い選手やコーチ、そして3人の子どもたちが花束を贈る姿が印象的であった
セレモニーでは、増井氏が現役時代に何度もバッテリーを組んだ鶴岡慎也氏が捕手役を務め、見事なストライクを投げ込む場面が見られた
増井氏は「引退して2年以上経った今、こういう場を設けてもらって本当に感謝しています
もうこのようなセレモニーを自分が体験することはないと思っていたので、ファイターズの方から声をかけていただけたのはありがたいことです」と述べた
さらに、「投げたらまたやりたくなるかもと思ったけど、そんなことはなかったですね(笑)
十分満足しました」と、自らの試合から離れた生活に満足感を表した
増井氏は、静岡高から駒大、そして東芝を経て、2009年のドラフトで日本ハムに5位指名で入団
主にリリーフとして活躍した彼は、2017年オフにフリーエージェント(FA)権を行使しオリックスへ移籍
通算551試合登板、41勝47敗、163セーブ、158ホールド、そして防御率3.08という成績を残している
また、彼はパ・リーグで初めて150セーブと150ホールドを達成した投手でもある
増井浩俊氏のファイナルピッチセレモニーは、現役引退後の彼にとって特別なイベントとなりました。彼の過去の栄光を振り返ると同時に、仲間たちとの絆を再確認する場でもあり、多くのファンに感動を与えたことでしょう。
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