ソフトバンクの松本晴、厳しい試合展開でも光る快投を披露

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◇パ・リーグ ソフトバンク0―6西武(2025年4月4日 みずほペイペイD) この日の試合は、ソフトバンクが西武に惨敗を喫したが、その中で光を放ったのが松本晴投手だった

松本は2番手投手として登板し、3回2/3を無失点で抑え、重要な局面での奮闘が光った

試合は早々にソフトバンクのエース・有原投手が集中打を浴び、6点を失う厳しい状況に突入

松本は1死一、二塁の場面でマウンドに上がり、緊張感の高い瞬間に直面した

「チームとしては厳しい時期だったが、一球、一球に集中して投げられたと思います

あの場面で三振を2つ奪えたのは良かったです」と松本はコメントした

彼は3番のネビン選手からカーブで見逃し三振を奪い、続くセデーニョ選手には148キロの直球を投げ込み、さらなる三振を重ねた

結果として、7回までに合計5つの三振を奪い、イニング数を上回る成績を残した

松本は改良を図ってきたチェンジアップについても「明らかに空振りの数が増えてきているので手ごたえを感じています」と述べ、成長を実感している様子だった

倉野投手コーチは「ビハインドの時こそ頑張ろうと、選手には伝えています」と松本の奮闘を評価し、今後への期待を寄せた

また松本本人は「オフシーズンには誰よりも努力してきた自信がある」と語り、開幕ローテーション入りを狙う意気込みを示した

しかし実際にはリリーフとしてのスタートを切る形となり、それでも自身の投球スタイルを磨き続ける姿勢を見せている

松本晴投手の快投は、厳しい試合環境の中でのチーム内での大きな戦力となることを示すものでした。特に彼の集中力と変化球の効果は、この試合だけでなく今シーズンの鍵を握る要素になるでしょう。今後の成長が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • リリーフとは?:試合中の先発投手が降板した後に登板する投手で、得点をできるだけ抑える役割を担います。
  • 三振とは?:バッターが投球を打つことができず、ストライクが3回続くとアウトになることを指します。
  • チェンジアップとは?:ストレートの投球速度の変化球で、打者がストレートだと期待してスイングするが、速度が遅いためにミスショットしやすい球種です。

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