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ヤマハの若手投手・沢山優介が今季初先発で無失点勝利を達成

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ヤマハの沢山優介投手(21)が、4月4日に行われたJABA静岡大会予選リーグAブロックの明治安田戦で今季初先発し、5回を投げて1安打無失点という素晴らしい成績を収めました

試合は7-0でヤマハが7回コールド勝ちを収め、チームは連勝を記録しています

次の試合では、日本製鉄東海REXと決勝トーナメント進出をかけて戦うことになります

急成長する沢山優介の投球スタイル

沢山投手は、短期間で急成長を遂げ、試合を通して気迫のある投球を見せました

許した安打は初回先頭の二塁打のみであり、その後は3者凡退をキープしました

特に、持ち味である直球に加え、2巡目以降は変化球を織り交ぜることによって、打たせて取るスタイルを実現しました

試合を見守った日本ハム、ロッテ、中日のスカウトたちにも存在感を示すことができました

技術向上の秘訣

昨秋のドラフトでは、9球団から調査書が届いたものの、指名漏れしたことが彼の心に火をつけました

「(今年は)1位で指名されるようになる」と仲間に宣言して、変化球の精度を向上させる努力を続けてきました

特に新たに習得したカットボールは、さらなる武器となっているといいます

成長を支える食事管理

また、沢山選手は食事管理にも気を使い、寮の食事に加えて自室の炊飯器でも米を炊くようになり、日々1日5合を平らげる生活をしています

この成果が体重の増加につながり、現在は90キロになっています

これにより、直球の回転が良くなり、スピードが出なくても空振りを奪えるようになったと述べています

国際舞台での経験
ブラジル人の父を持つ沢山投手は、2年連続でブラジル代表に選出され、2026年のWBC出場権をかけた予選ラウンドでは先発としてロールを果たしました

この経験が、今後の試合において自信をもたらしており、初先発にもかかわらず好投することで、その自信をさらに強化しました

試合の中で、チームのルーキーでありながら「4番・DH」として出場した森川凌内野手(22)も存在感を示しました

初回の先制打を含む3打数3安打2打点を記録し、打線は14安打と好調でした

沢山優介選手の活躍は、将来のプロオファーを期待させるものでした。彼の投球スタイルや成長への真摯な姿勢は、多くのファンやスカウトにとって見逃せない要素になっています。今後の試合でもこの調子を維持し、さらなる飛躍を期待したいところです。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点とは、投手が試合中に相手チームに得点を許さずに投げ切ることを指します。これは投手の優れたパフォーマンスを示す重要な指標となります。
  • カーブとは?:カーブは変化球の一種で、通常の速球よりも遅めに投げられ、ボールが大きく弧を描くように落ちる球種です。この球は打者のタイミングを狂わせる効果があります。
  • ドラフトとは?:野球のドラフトは、プロ選手に指名権を与える制度で、各球団が自チームに加えたい選手を選ぶ場です。指名されることは選手にとって大きな目標の一つです。

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