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阪神・村上頌樹が巨人戦で好投、連敗を止める

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(セ・リーグ、巨人2-7阪神、1回戦、阪神1勝、4日、東京D)阪神タイガースの村上頌樹投手(26)が、4月4日の東京ドームで行われた巨人戦において、強力な巨人打線を相手に7回を投げて5安打1失点という成績を残し、チームの連敗を止める活躍を見せた

村上は、この試合を88球の省エネ投球で先発し、指揮官と握手を交わす場面も見られた

村上は試合後、「1点取ってもらっていたので、楽に投げられた

1点取られても同点という形で切り替えて投げられたので良かった」とコメント

強いメンタルを示しながら、試合を進めた

彼は2023年4月12日にも7回完全投球を披露しており、この試合は588日ぶりのマウンドとなった

1-0の一回に先頭の若林選手に二塁打を打たれ、1死後に吉川選手に左翼線へ適時二塁打を許し、同点に追いつかれたものの、岡本選手を遊ゴロ、ヘルナンデス選手を三直に仕留めて最少失点でピンチを脱出した

七回には1死一、三塁の場面で無失点に切り抜け、「球場が狭い中でしっかりインサイドに投げ切れた」と自らの投球に自信を示した

これで村上は巨人戦での通算成績が4試合登板2勝0敗、防御率0.67となった

その一方で、前回登板の3月28日、広島との開幕戦でも、九回途中無失点という素晴らしい投球内容を見せている

村上は、エースとしての働きを期待され、チームが苦境にいる中で大きな力を発揮

また、先発した3投手が前カードのDeNAとの3連戦で六回までに降板し、中継ぎ陣への負担が増しているという状況下で、テンポの良い投球で7回を投げ切ったことで、監督からも「もう完璧ですね

エースらしい」と称賛を受けた

昨季は7勝11敗に終わった村上

彼は「(いい投手が投げる)金曜に勝ちがつくのは自信になる

自信を持って来週も投げていく」と、さらなる向上を目指す意気込みを示している

村上投手の活躍は阪神にとって非常に大きな意味を持つ。特に先発陣の負担が増していた中での彼の好投は、チームが連敗から立ち直る助けとなった。投球内容も素晴らしく、今後の試合でもその成果が期待される。
キーワード解説

  • 省エネ投球とは?投手が少ない投球数で効率的にイニングをこなす投球スタイルのこと。
  • ハイクオリティースタートとは?先発投手が7イニング以上を投げ、自責点が2点以下の試合のこと。
  • 防御率とは?投手の成績を示す指標で、9イニングあたりに許した自責点の平均値である。

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