◇4日 ヤクルト1―1中日(神宮)4月4日、東京の神宮球場で行われた中日ドラゴンズと東京ヤクルトスワローズの一戦は、両チームが拮抗した試合展開となり、最終的に1-1の引き分けに終わった
中日のエース・高橋宏が見せた114球の好投は、結果的に勝利には結びつかなかったが、多くのファンや関係者から称賛を受ける内容だった
高橋宏は8イニングを投げ、自責点はゼロ
特に彼を支えたのは、今シーズン初先発を務めた捕手・加藤匠だった
高橋は試合後、「球は強かったし、良かったと思います
事前に2人で話し合ったんです
神宮は狭いので、コースいっぱいをキチキチに狙うのではなく、強い球を意識しようと決めていました」と語った
今季の開幕捕手は木下だったが、シーズンたったの2試合目でバッテリーを変えた理由には実績があった
昨季、高橋と加藤が組んだ試合では、12試合で7勝2敗を記録し、与四球率も非常に良好だった
加藤とのコンビでは1・65の与四球率に対し、木下や宇佐見とのコンビでは2・77となるなど、制球力においても差が見られた
高橋宏は、加藤に対して「四隅ではなく、あえて甘めに構えてもらった」とも話し、細かい制球力よりも強い球を優先していることを明かした
高橋は7回まで、ストレートとスプリット、カットボールを駆使してヤクルト打線を圧倒
しかし、8回には代打・宮本をフルカウントから歩かせ、さらに味方の失策が重なりピンチを迎える
最終的には代打・山田との対戦もフルカウントまで持ち込まれたが、最後のカットボールはボールと判定され、高橋は天を仰いたくなる場面に
最終的に得点を許さずとも、引き分けにとどまったことにファンやチームメイトからは悔しさが滲んだ
高橋は試合後、「ノーヒットでの失点なので、本当に惜しかった
球数もたくさん投げたので、よく頑張ってくれた」と加藤をねぎらい、次戦への意気込みも見せた
ここのところエースとしての存在感を示している高橋宏だが、この試合の結果は「痛恨」の引き分けとなり、次に生かすべき教訓となった
高橋宏選手はこの試合で素晴らしい投球を見せたものの、引き分けという結果は非常に残念です。ピンチの場面での判断やチーム全体の連携が、どれだけ試合に影響するかを実感させられる試合でした。次回は、この教訓を活かしてより良い結果を出してほしいです。
ネットの反応
中日ドラゴンズの高橋宏投手が素晴らしい投球を見せたものの、勝利にはつながらなかった試合に関するコメントが多く集まりました
特に捕手の加藤匠選手に対しての評価が高く、彼のリードや受け止め方が高橋投手の投球を支えたという意見が多く見られます
加藤選手は「打てない捕手」との声もあるものの、試合中の粘り強さや安定感に対する評価が寄せられました
特に、彼が良いリードを見せれば、チームの勝機を引き出すことができるとの期待も示されています
一方で、高橋投手と木下選手の相性について厳しい意見も多く、高橋投手の登板時は加藤選手が捕手を務めるべきとの主張が複数ありました
また、中日の野手陣に対しても、不甲斐ないプレーへの批判が目立ち、「土下座して謝れ」という過激な表現もあるほどです
特に勝負どころでの打撃不足や守備ミスに対する反省の声が強く、投手陣が頑張っても打線が不調であれば勝ちが難しいという意見が散見されました
選手たちの努力に対する評価やチーム全体の課題を指摘するコメントが多く、今後のリーグ戦への期待や不安が入り混じった内容となっています
また、加藤選手に対しては、投手のバックアップとしての重要性が改めて強調されており、次回もこのバッテリーで試合が進められることを期待する声が上がっています
ネットコメントを一部抜粋
やっぱり四隅をつく木下とは相性悪そう
加藤匠馬に5打席も立たせたらそりゃ援護なんか貰えませんよ髙橋宏斗くん
高橋宏投手の時は、加藤匠捕手でお願いします。
加藤匠選手は何か安心感があるなぁ
木下はワンパターンのベースの隅ばかりを構えるからね。
キーワード解説
- エースとは? エースとは、チームで最も頼りにされる投手のことを指し、通常、その中で最も成績が良い選手が選ばれます。試合の重要な場面で投げることが多く、チームの勝利を引き寄せる役割を担います。
- 与四球率とは? 与四球率は、投球をしたイニングに対して与えた四球の割合を示す指標です。数値が低いほど、投手がコントロールを保っていることを意味し、投球の安定性を示す重要な要素となります。

