開幕当初は４月１日の楽天戦に登板予定であったものの、雨天による中止が続き、出場機会が遅れた西武・隅田知一郎投手が「３度目の正直」で今季初登板を迎え、素晴らしいパフォーマンスを披露した
試合の初回、隅田投手は先頭打者の周東に二塁打を浴びて無死二塁のピンチを迎えた
しかし、続くダウンズを直球で打ち取るなど、先発投手としての経験を活かして切り抜けた
「古賀（悠斗）が考えた結果ああいうリードになった
しっかり自分の持ち味の緩急を生かしてはめることができた」と、隅田投手は振り返る
その後、柳田選手、山川選手に対してはカーブを連投し、見事にチェンジアップで連続空振り三振を奪うなど、彼の投球術が冴えわたった
結果として、５回には２点を失うも、危なげない投球を続け、最終的には７回を投げ切り５安打６奪三振、２失点という成績で降板
みずほPayPayドームでの初勝利を手にし、「やり返す年を、ホークスからの１勝でスタートできて良かったです」と、明るい表情でコメントした隅田投手
この勝利は、彼にとって今シーズンの自信につながる結果となるだろう
今回の隅田知一郎投手の好投は、彼の成長を感じさせる内容でした。特に、試合の中での緩急の使い方や、重要な場面でのピッチングが光りました。開幕初勝利を挙げたことで、今後のシーズンへの期待が高まります。彼がどれだけ成長し続けるのか楽しみです。
キーワード解説
- 二塁打とは？ 打者が一塁から二塁まで進むことで、ヒットの一種として扱われます。
- 直球とは？ 投手が最も基本的な球種として投げる球で、速くて真っ直ぐ飛ぶ特徴があります。
- カーブとは？ 球が曲がりながら進む球種のことで、打者が捉えにくいようにするために使われます。
- チェンジアップとは？ スピードを落とした球で、打者を惑わせるために多くの投手が使う球種です。
