この勝利により、西武は今季初のカード勝ち越しを果たし、通算成績を2勝4敗とした
試合は序盤から動きがあった
西武は3回表に古賀のソロ本塁打で先制し、その直後に西川の適時打が続き、2点をリード
しかし、5回裏には西武の先発投手・隅田がピンチを迎え、一死満塁の状況で周東に2点適時打を許し、リードを吐き出してしまった
勝負が分かれたのは7回表
西武は外崎が中越えの三塁打を放ち、一死三塁のチャンスを作ると、続く9番・源田壮亮が相手の2番手投手ヘルナンデスから中前に勝ち越しの適時打を放った
この適時打で一死満塁となり、3番のネビンが左線に2点適時打を追加
その後、4番のセデーニョも犠牲フライを打ち上げ、この回に4点を奪った
源田壮亮は試合後、「打ったのはスライダーです
気合いで打ち返しました
ランナーを還すことができてよかったです」と喜びのコメントを述べた
また、ネビンも「インコースを上手く弾き返すことができて、追加点をあげることができてよかった」と振り返った
セデーニョも「カットボールを狙っていて、一生懸命走ってくれた愛也（西川）に感謝している」と話し、チームメイトへの感謝を表した
西武のこの勝利は、チームとしての団結力と粘り強さが見せられた試合だった。特に7回の攻撃では、選手たちが次々とヒットを打ち、効果的に得点を重ねた点が印象的であった。選手一人一人が役割を果たし、逆転劇を成立させたことは今後の試合に向けても良い影響を与えるだろう。
キーワード解説
- 適時打とは？：試合中に得点を得るために打たれるヒットのこと。特に、得点圏にランナーがいる状況で打たれることが多い。
- スライダーとは？：野球の投球の一種で、ボールが横に曲がりながら進む球種。打者にとっては打ちづらい球となることが多い。
- カットボールとは？：ボールの軌道が少し曲がりながら進む球種で、バッターのタイミングを外すためによく使われる。
