阪神・近本光司が決勝弾を放つ、巨人を相手に勝利に貢献

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 「巨人3-4阪神」(5日、東京ドーム)で、阪神タイガースの近本光司外野手(30)が試合の流れを大きく変える決勝点を叩き出しました

 近本は三回に打席に立ち、同点の状況で第一球を捉え、右越えに2ランホームランを放ちました

この瞬間、近本はボールの行方を追いながら「打った瞬間は『どうかな』と思ったけど、入ってくれて良かった」と振り返りました

ボールがスタンドに飛び込むと、彼は足を緩めてベースを一周しました

この本塁打は、今季初打点となり、チームの勝利を引き寄せる重要な一打でした

 このホームランの直前、近本は守備でもチームを救いました

二回に、門脇選手が打った右中間への浅いフライに対して、三塁走者の甲斐選手がタッチアップを試みた際、近本はまっすぐ本塁へストライク送球し、アウトを奪ったのです

「気づいたら投げていて、気づいたらキャッチャーがアウトにしていた」と冷静にその瞬間を振り返りました

このプレーは、試合の流れを変えるきっかけとなり、富田投手の先発初勝利にもつながりました

 近本は今季、開幕から8試合で33打数10安打、打率・303と好調を維持しています

ただし、彼は「そこはそんなに気にしていない

チームが勝てたらいい」と語り、個人記録よりもチームの勝利を優先する姿勢を示しました

虎の切り込み隊長が攻守に渡って躍動し、チームを勝利に導いた試合となりました

今回の試合で近本光司選手が見せた打撃と守備の両方での活躍は、阪神タイガースにとって非常に心強いものです。特に今季初本塁打が試合を勝ち取る決定打になったことは、彼自身やチームにとって良い弾みとなるでしょう。また、チームの勝利を最優先する彼の姿勢も、他の選手たちにも良い影響を与えるはずです。
キーワード解説

  • ホームランとは? バッターがボールを打ってスタンドに飛ばすことをいいます。これにより得点が加算され、試合の流れを大きく変える要因にもなります。
  • ストライク送球とは? 野球において、捕手が迅速かつ正確に塁にボールを投げて、走者をアウトにするためのプレーです。
  • 打率とは? 選手が打ったヒットの数を、出場回数で割ったもので、選手の打撃力を示す指標の一つです。

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