ヤクルト戦で中日の松葉が見せた投球と課題の振り返り

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◇5日 ヤクルト2―0中日(神宮)
中日の先発投手・松葉貴大が、ヤクルトとの試合で投じた投球の中に光と影を見せた

トリプルスリー(三冠王を狙う能力で、打率、盗塁、長打力の全てで高い成績を収めること)を誇る強打者であるヤクルトの山田選手に、試合の流れを変えるホームランを浴びてしまった

両チームが無得点のまま迎えた2回、無死二塁で松葉が投じた内角スライダーは、山田選手に狙い撃ちされ、打球は左翼席に飛び込む

これが、山田選手の通算300号本塁打であり、試合の決勝点となった

試合後、松葉投手は「神宮のマウンドの特性として、球が高く浮きやすくなることに注意を払っていたが、山田選手のホームランに加え、全体的にベルト付近の球が多かった」と悔しさを滲ませた

失点したシーン以外は安定した投球を見せ、多彩な球種を駆使してヤクルト打線に的を絞らせない働きを見せていた

特に、5回2死一、二塁で迎えたサンタナ選手に対しては、フルカウントからのツーシームで空振り三振を奪うなどの好投を見せた

しかし、最終的には5イニングを投げ、4安打、2失点という結果に終わった

「試合を壊さなかったことだけが収穫」と自らの投球を振り返りつつ、松葉は試合前のミーティングで神宮のマウンドについての注意点を確認していたことも明かした

低めに丁寧に投げていくことを心掛けるも、実行できなかった自分に対する悔いも口にした

約4年ぶりとなる神宮でのマウンドは、松葉投手に多くの課題を与える試合となった

今回の試合では、松葉投手が悔いを残す結果となったが、全体的には安定した投球も見せていた。特に、多彩な球種を駆使して打者を翻弄する姿は今後に期待が持てる。まずは次回の投球で改善されることを願いたい。
ネットの反応

中日ドラゴンズの松葉貴大投手に対するコメントは、多くのファンから彼の頑張りを評価する声がありました

松葉投手は、今回の試合で5回2失点という成績を残し、試合を作る責任を果たしたとの意見が多いです

しかし、打撃陣のパフォーマンスには厳しい評価が寄せられています

特に「無死満塁で点を取れない」「チャンスに打てない野手陣が悪い」といったコメントがあり、打線が点を取り切れない現状に対する不満が強調されていました

多くのコメントが、投手陣が良い仕事をしても、打線の貧困が試合結果に影響を及ぼしていると指摘します

また、神宮球場特有のプレッシャーについても言及されており、「相手がピンチを迎えた時に打線が凡打を繰り返す」との厳しい意見も見受けられ、打撃の改善が求められています

このように松葉投手自身の努力は評価されていますが、それに対して支えとなる打線の活躍が期待される状況です

松葉選手の次回登板に期待する意見や、早急に選手が復帰して打線の改善が求められていることが、ファンの願いとして存在しています

ネットコメントを一部抜粋

  • 開幕から同じような試合展開で負けてますね、むしろ立浪元監督より酷い。
  • 目立たないけど、いいピッチャーだよなぁ。
  • 松葉は試合をつくり責任を果たした。
  • 確かに全体的に高く来ていたのかもしれないが、5回2失点なら十分に試合は作ってくれた。
  • 松葉気の毒だったな。
キーワード解説

  • トリプルスリーとは?三冠王を狙うための打率、盗塁、長打力を全て同時に高いレベルで維持する選手に与えられる称号です。
  • ツーシームとは?スピンをかけることで、縦に落ちる特徴を持つストレートの一種で、打者にとってはバッティング難易度を上げる球種です。

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