オリックスの九里亜蓮投手が移籍後初勝利、打線は大量11得点で日本ハムに圧勝

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◇プロ野球パ・リーグ オリックス11-1日本ハム(5日、エスコンフィールド)オリックスの九里亜蓮投手が、移籍後初勝利をマーク

“教え子”である後輩選手の一発に感謝を寄せた

広島からフリーエージェント(FA)でオリックスに加入した九里投手は、今季これが2試合目の登板

前回の楽天戦では6回2失点という成績で勝敗がつかなかったが、今回は8回を投げて1失点の力投を見せた

彼の110球に及ぶ投球は、チームの強力な打線の支援を受けて、移籍後の初勝利に繋がった

初勝利を振り返り、九里投手は「初回に3点サポートしてもらって、投げる際の気持ちが楽になりました

初回にはホームランを打たれましたが、よく粘れたと思います」と語った

オリックス打線は、この試合で合計11得点を記録

中でも、初回に2ランホームランを放ったのが5番の頓宮裕真選手だ

頓宮選手は九里投手の岡山理大付高校、亜細亜大学時代の後輩であり、教育実習生として彼を指導した経験もある

九里投手は「入るとは思わなかったですが、僕が投げているときに打ってくれて嬉しいです

何かお礼をしようかなと思っています」と感謝の念を示した

オリックスはこの勝利により、5連勝を達成

開幕から3シリーズ連続で勝ち越しを決め、現在6勝1敗の好成績で首位に立っている

九里投手が移籍後に初勝利を手にしたことは、選手としての自信を深める大きな出来事となった。特に、頓宮選手とのつながりがこの勝利をさらに特別なものにした。両選手の絆が、チームの士気を高める要因になったことは間違いない。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約満了後、自由に移籍先を選べる権利のこと。
  • ホームランとは?野球において、打球がバッターの打席からフェンスを越えて失点しない形で得点すること。

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