中日は5日のヤクルト戦で0―2の零封負けを喫し、1分けを挟んでの3連敗となった
現状の原因は、開幕以来中日の打線が陥っている得点力不足である
連敗脱出に向けて井上一樹監督(53)は思案を巡らせているが、各打者が本来のバッティングを見せることが必要不可欠である
ホームが遠く感じられたのはこの試合の6回、先頭の村松が左中間へ二塁打を放ち、無死満塁という絶好のチャンスが得られた
しかし、またしてもあと一本が出なかった
2番・上林は見逃し三振、続く3番・細川の打球は投手の前で併殺打となった
井上監督は「何かの形でアクションを起こして1点でも取りたいという気持ちがある
確実にクローズアップされるところだよね」と試合の分岐点を振り返った
攻守で一発に泣く結果となった
この試合で、先発投手の松葉が2回に山田選手に左翼席への2ランホームランを許し、先制点を与えてしまった
しかし、失点したのはこの2点のみだった
「今日の敗因はマツ(松葉)の責任ではない
間違いなく、野手陣の責任だ」と井上監督は語り、松葉の後を受けた救援陣も含めて2失点にまとめた投手陣の踏ん張りに応えることができなかった打線を奮起させる必要性を訴えている
現在、中日は12球団で唯一本塁打が出ていない
開幕から8試合連続で本塁打がないのは、1969年以来56年ぶりの不名誉な記録となっている
本塁打は一撃で得点を刻むことができるため、得点不足に苦しむ中日打線にとって特に重要である
指揮官は「細川、石川(昂弥)、中田あたりが、大きいのをお願いしますよとメンバーではあるが、誰かが引っ張ってくれないと厳しくなる」と、中軸を担う長距離砲への期待を語った
スタメンにメスを入れる可能性もある
開幕から全試合で「4番・三塁」に座っている石川昂は、今季ここまで打率1割3分3厘、0打点という結果を出している
井上監督は4日のヤクルト戦で延長11回に無死一、二塁という場面で代打・山本を送り、犠打でチャンスを広げさせた
中日ドラゴンズが直面している得点力不足は、今後の試合にも大きな影響を及ぼす可能性があります。井上監督が選手たちに奮起を促す姿は、チーム全体の士気向上につながるかもしれません。特に、長打力を持つ選手たちが本来の力を発揮すれば、打線に活気が戻ることが期待されます。
ネットの反応
中日ドラゴンズの井上一樹監督が、チームの連敗脱出を目指して奮闘している様子が、多くのファンから意見を受けています
コメントの中で特に強調されているのは、チームの得点力不足の問題です
開幕から8試合を経て、得点はわずか9、ホームランはゼロという状況には多くのファンが危機感を抱き、これでは勝てるはずがないという意見が目立ちます
特に4番打者の石川選手に対する批判は根強く、多くのファンが彼の起用に疑問を呈しています
石川選手が実力的に4番としてふさわしいかどうかが議論され、「他の選手と比べて全く打てていない」という意見もみられます
また、選手全体の低調な打撃に対しては、教育や指導に問題があるのではないかという指摘もあります
ブライト選手や鵜飼選手、土田選手といった他の若手選手に期待を寄せるファンもおり、劣性の状況からの逆転劇を期待する声が聞かれます
しかし、監督の起用方針が選手たちへの信頼やモチベーションに影響を与えているとの見方も多く、これがチームの雰囲気を悪化させているという不安の声も上がっています
このように、ファンの間では選手や監督に対するさまざまな意見が飛び交っており、中日ドラゴンズの試合運びや選手起用に多くの関心が寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
中日出身監督が続くかぎり、ずっと5位か6位
8戦終えて9得点、ホームラン0、打率2割以下
アニメとかだとこういう劣性の時にお前が?!みたいな選手が活躍したりするから、誰かドラゴンズを救ってくれないかな。
打てないのは石川だけではありません。村松もカリステも細川も皆昨年より酷くなっています。
石川は今の状態だとメンタルもやられてるから、負のスパイラルど真ん中になってしまう。
キーワード解説
- 得点力不足とは?得点力不足とは、チームが得点をあげる能力が不足している状態を示します。特にプロ野球では、試合の勝敗を決定づける重要な要素です。
- 本塁打とは?本塁打とは、打者が打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることを指します。得点を効率よく上げるための重要なスコアリング手段の一つです。
- 併殺打とは?併殺打とは、打者が打ったボールが野手に捕えられ、走者が次の塁に進む前にアウトになる場面です。得点チャンスを逃すことになるため、打撃において避けたい結果です。

