4月6日、広島東洋カープは横浜DeNAベイスターズを7-6で退け、今季初の同一カード3連勝を達成し、勝率5割に復帰した
今回の勝利の立役者は、しっかりと復調した打線である
新井監督、若手選手を抜擢
新井貴浩監督(48)は、前日のサヨナラ弾を放った21歳の田村選手を「4番・一塁」に起用した「4番目というだけ」と指揮官は説明したものの、若手選手の勢いを買った起用であった
仮にこの一手がハマらなくても、チーム全体の「つながり」によって得点を重ねられる力量が、攻撃陣に育まれている
攻撃のキーマン
この日は田村選手の後に続く「5番・末包選手」と「6番・ファビアン選手」が序盤から快打を連発し、二人で4安打3打点3得点を挙げて攻撃の中心となった試合の流れ
2回、DeNA先発・平良投手に対し、末包選手が中前打を放ち、続けてファビアン選手が左中間に二塁打を放つなど、好機を拡大石原選手の内野ゴロの間に、1点を先制した
その後、3回の攻撃でもこのコンビが大きな決め手となった
二死一、三塁の場面で、末包選手が左前への2点適時打を放つと、ファビアン選手も続けて右中間に走者一掃の2点適時打を放った
菊池選手も左前適時打を放ち、一気に5-0とリードを広げた
投手陣も堅調
先発の森投手も6回途中まで5安打3失点と役割を果たし、試合をコントロールした広島の打線は終盤にも敵失に乗じ走者を得点につなげ、最終的に13安打7得点を記録
中継ぎ陣の4人の継投策によって追撃をかわし、森投手は今季2勝目を手にした
新井監督のコメント
新井監督は「少しずつ、攻撃力が上がっているなと感じます」とコメント坂倉選手、モンテロ選手、秋山選手など主力を故障で欠いた状況ながらも、新井監督は「打線に厚みが出てきている」と喜びを見せた
今回の試合は、広島の打線が特に優れたパフォーマンスを見せました。若手選手たちが活躍し、チーム全体の勢いを感じられました。今後もこの調子を維持できれば、優勝争いにも期待が持てそうです。
ネットの反応
広島の赤ヘル打線が復調し、連続して2桁安打を記録したことがファンのコメントで話題になっています
最近の試合では勝率が5割に戻ったことに対し、新井監督は「少しずつ攻撃力が上がっている」との見解を示しています
コメント欄では、多くのファンが喜びの声を上げる一方で、新井監督の選手起用や今後の課題についての意見も多く寄せられました
あるファンは、1番に起用された野間選手が奮起したと評価し、さらなる選手の成長に期待を寄せています
対照的に、堂林選手や栗林選手に対しては厳しい意見も見受けられ、特に堂林選手に関しては「チャンスをモノにできなかった」とのコメントがありました
さらに、怪我から復帰した選手達がスタメンに戻る際には、現状で結果を残している選手との競争を望む声もありました
中継ぎ陣の不安定さが指摘される中、粘り強い攻撃が続いていることに対して解消することが求められています
また、DeNAの守備に対するコメントもあり、相手チームのミスによる勝利の側面も指摘されています
全体的に、ファンは新井監督の采配による選手の成長とチームの今後の運営に期待を寄せているようです
ネットコメントを一部抜粋
これからも広島銀行横浜支店にしっかり貯金しとこう
1番野間にして、野間が奮起しましたね。
残念ながら、次の対戦で3タテ喰らうんとちゃう?
攻撃陣は起用された選手が結果を出しているので、坂倉・モンテロ・秋山が戻って来た時にスタメンを組むのに良い意味で悩みそうです。
DeNAの守備がザルすぎるのもあるね。
キーワード解説
- 打線とは?:打線とは、野球においてチームの打者が並ぶ順番や配置のことを指します。攻撃の組織力が求められます。
- 先発投手とは?:先発投手は試合の最初から登板し、相手チームの打線を抑える役割を担います。通常、先発投手は試合の主導権を握る重要な選手です。
- サヨナラ弾とは?:サヨナラ弾は、試合の最終回において、同点または逆転する打点を挙げて試合を終わらせる本塁打のことを指します。