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日本ハム・矢沢宏太選手が今季初のマルチ安打を記録 成長を見せる

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◇パ・リーグ 日本ハム4―6オリックス(2025年4月6日 エスコンF) 日本ハム・矢沢宏太投手(24)が6日、オリックス戦に「2番・中堅」として先発出場し、初回に右翼フェンスを越える先制の今季1号ソロを放ちました

この一打は、彼のプロ初本塁打以来、707日ぶりのアーチとして注目されました

さらに、5回には中前打を放つなど、今季初のマルチ安打を達成し、バッティングでの存在感を発揮しました

今試合の結果、日本ハムはオリックスとの同一カードで3連敗を喫し、チームの勝率は5割に留まりました

しかし、矢沢選手はプロ3年目にして、背番号12の名を知らせるチャンスを活かすことができました

スタベンからの脱却

矢沢選手は、今シーズン開幕からスタメンの座を外れていた時期が続き、悔しそうな表情を浮かべる姿が印象的でした

彼が使った造語「スターティング・ベンチ」という言葉が示す通り、試合に出られない辛さを感じていました

そんな中で、この日は5試合ぶりのスタメンとしての出場機会を得たことからも、彼のモチベーションは非常に高かったことが伺えます

練習の成果

「エスコンに戻ってきてから打撃練習ではいい感じだった

結果を求めすぎず、振りにいく感じだった」と語る矢沢選手

初回、打席では高島選手のチェンジアップをしっかり捉え、コンパクトなスイングでボールをフェンス越えさせました

一方、守備面では課題も残りました

2回の守備において、福永選手の打球を捕球できなかったことを反省し、「あそこで捕れていれば、ゲームの結果も変わったかもしれない」と振り返っています

新庄監督も、矢沢選手のバッティングの良さを評価し、「いきなり応えてくれた」と称賛しました

これからもアピールを続け、さらなる活躍が期待されます

プロ初本塁打の振り返り

矢沢選手は2023年4月30日のソフトバンク戦でプロ初本塁打を打っています

そのときは、8番・右翼として出場し、藤井選手の直球を右翼2階席へ運びました

打席数にして44打席目でのホームランは、チームにとっても重要な一打として記憶されています

日本ハムの矢沢選手がオリックス戦で見せた活躍は印象的でした。特に初回のホームランは、プロ入りからの成長を感じさせる一打であり、試合の流れを変える要因ともなりました。一方で、守備面の課題も残し、今後の成長に期待がかかります。
キーワード解説

  • 二刀流とは? 投手と野手の両方として活躍する選手のことを指します。
  • マルチ安打とは? 一試合の中で2安打以上を記録することを指します。
  • スタメンとは? スターティングメンバーの略で、試合開始時に先発出場する選手たちのことを指します。

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