金刃憲人氏が東北学院大学ピッチングコーディネーター就任、指導の可能性を探る

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金刃憲人氏が東北学院大学のピッチングコーディネーターに就任

プロ野球において読売ジャイアンツや東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍した金刃憲人氏が、今年から東北学院大学の「ピッチングコーディネーター」として指導を行うことが決定した

彼の指導スタイルは、「40人いれば40通りのピッチャーを作る」というもので、選手一人一人の特性を生かすことを重視している

金刃氏は経験豊富なコーチとして、大学野球の舞台でその実力を発揮する

星孝典監督との縁

金刃コーチと星孝典監督は、巨人時代の同僚であり、お互いのキャリアを支え合ってきた

星監督が東北学院大を率いることになった際、金刃コーチに声をかけた理由は、「新しい知識や考えを持つ選手が加われば、チームのレベルアップにつながる」と考えたためだ

金刃コーチは、プロ野球選手としての経験を生かし、選手への指導を行うことで、チーム全体の実力向上に寄与することを目指している

金刃流の指導法

金刃コーチは「ピッチングコーディネーター」として、技術、メンタル、トレーニング、ストレッチなど、あらゆる面から選手をサポートする役割を持っている

特に、選手とのコミュニケーションを重視しており、選手の声を引き出す努力をしている

コロナ禍での環境も影響し、選手が自分の思いを表現することが難しくなっている中で、彼のアプローチは非常に重要だ

多様なピッチングスタイルの構築

金刃コーチは、選手のピッチングスタイルに多様性を持たせることを目指している

彼は「監督の選択肢を増やす」ことを重視し、同じ140キロの球速でも、異なる球質や投球フォームによって、相手チームへの対応力を高めることができると考えている

自身がサイドスローに転向した経験を通じて、選手に対しても新たな挑戦やアプローチを促している

金刃憲人氏が東北学院大学での指導を開始したことは、大学野球界に新たな息吹をもたらすことが期待される。彼の経験豊富な指導法や個別対応へのこだわりは、選手の成長に寄与するものと考えられる。また、新しい指導者が加わることで、チーム全体の技術向上が図られることに期待が集まっている。
キーワード解説

  • ピッチングコーディネーターとは?:投手の育成や指導を専門に行う役職で、選手一人ひとりの特性を理解し、最適な指導を提供することを目的としている。
  • サイドスローとは?:投手が球を投げる際の腕の動かし方の一種で、横に腕を振ってボールをリリースするスタイル。これにより球質や角度が変わり、打者への影響が異なる。
  • メンタルとは?:選手の心の状態や精神的な準備を指し、パフォーマンスに大きな影響を与える。メンタル面の強化は、技術向上に不可欠とされている。

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