彼は2日のヤクルト戦で口内に大けがを負い、その後の4試合で12打数1安打と苦しんでおり、打率も1割台にまで低下している
さらに外野のポジションを争う選手たちが好調な打撃を見せているため、「負けたくない
打って結果を出すしかない」と力強く語った
二俣は開幕8試合目にスタメン「1番」を外れた6日のDeNA戦で初めてベンチに座ることになった
彼は「もちろん最初から出たかったです」と振り返り、心機一転で中日戦に臨む意気込みを見せている
特にライバルとなる末包や田村は好調を維持しており、自身の打撃力をアピールする必要性を感じている
今回のけがは、自打球によるもので、上下の前歯8本が破損し、口内を8針縫う大けがを負った
この影響で打撃成績が振るわないが、二俣は「打撃に歯の影響はない」と自信を見せる
しかし、食事には影響が出ており、肉類は一口サイズに、おかずは軟らかく切り、米はおかゆとして食べている状況だ
昼食のカレーライスを「必死に食べていた」と報告するチームメイトの証言もある
「まだしばらくはワイヤで(患部を)固定しているので不自由だし、普段通り食べられないのでストレスはたまっています」と二俣自身も語るが、試合は待ってくれない
昨秋から取り組んできた打撃改造の成果を生かし、自身が掴み取った定位置を守るため、日々努力を重ねている
彼は「試合で使ってもらえるように、打ってしっかり結果を出すしかない
このままでは出られない」と力を込めた
新井監督が若手選手に求める強い姿勢を示す二俣
残るは打席での結果だ
大けがを乗り越え、スタメンを守りレギュラーの座をつかむために、彼の戦いは続く
今回の二俣選手の状況は、怪我からの復帰を目指す若手選手にとって非常に厳しい試練です。出場機会が減少する中でも、自身の成績を改善しなければならないというプレッシャーは大きいでしょう。しかし、彼の努力と意気込みは、チーム全体に良い影響を与えると思います。今後の活躍に期待したいです。
ネットの反応
広島・二俣選手は、先日の負傷から復帰して以降、打率が急激に下降している状況に置かれています
ネット上では多くのコメントが寄せられ、彼に対して様々な意見が交わされています
一部のファンからは、彼の健康と将来を考えると、無理に試合に出続けるのではなく、治療に専念すべきだという声があります
これは彼の打率が0.179と、セリーグ30選手の中で最下位であることから、彼の調子を心配する意見が強まっているためです
一方で彼の頑張りを称え、負傷を乗り越えた不屈の精神に励まされるという意見も見受けられます
書き込みの中には過去の成功事例を引き合いに出し、例えば野村謙二郎選手が歯の矯正を経て成功したエピソードから、二俣選手にも可能性を見出す人も多いようです
このように、彼に対する期待感は依然として強いのが現実です
とはいえ、心配の声も多く、プロアスリートとしてのパフォーマンスには歯の影響が少なからずあるとする意見もあります
歯の噛み合わせが悪いと、試合中の力の入れ方にも影響するため、場合によっては十分な食事ができないことがパフォーマンスに直結するという考え方です
これに基づき、彼がチームでの役割を果たすためには、まず健康を最優先にすべきだと思われています
さらに、「打てない選手を1軍に置いておく意味はない」という厳しい意見もあり、他の選手の活躍を考慮に入れれば、スタメンから外れる選択肢も視野に入れるべきという意見もあります
ファンは二俣選手が持つ才能や精神力を評価している一方で、結果が全てとも感じているようです
野球の厳しさを理解しながら、彼の今後に期待を寄せる声も多く、今後の活躍が注目されます
ネットコメントを一部抜粋
一度 休ませた方がいい。
怪我をおして…を美談にしてはいけない。
こういう選手をファンは応援するよ。
出場する以上は怪我は関係ない。
ファンとしてはほんまに無理しないでよね!
キーワード解説
- スタメンとは?:スターティングメンバーの略で、試合の最初から出場する選手たちを指します。
- 打率とは?:選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打数で割ったものです。1割台というのは、打率が0.100未満であることを示します。
- 自打球とは?:選手が自分のバットで打った球が自分に当たることを指し、怪我の原因となることがあります。
- ワイヤとは?:歯科治療などで使用される金属の線で、けがをした部位を固定するために用いられます。
- 打撃改造とは?:選手が打撃技術を改善するために取り組むトレーニングや調整のことです。

