大津亮介、今季初先発を控え前向きな心境を語る

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◆ソフトバンク投手練習(7日、みずほペイペイドーム) 福岡ソフトバンクホークスの大津亮介投手(26)は、4月9日に行われるオリックス・バファローズ戦に今季初先発することが決まった

3年目を迎えた右腕は、自身が設定した「第一関門」を突破したことに嬉しさを隠しきれない

大津投手は「開幕6人の中に入るのが今年の一つの目標だった

ようやくスタートできる」と語り、その意気込みを示した

これまでの開幕カードでは先発の枠が5人だったため、出番がなかったが、今週から始まる6連戦では6人の先発投手が必要となることから、この機会を生かしたい考えだ

昨季に先発転向し、7勝を挙げた大津は、ベテラン右腕の東浜巨や他の競争相手と切磋琢磨してきた

彼がローテーション入りを果たすための最後のアピールの場となったのは、3月26日のウエスタン・リーグ・広島戦

中田賢一投手コーチの視察の下、彼は予定の100球を超えて105球を投じ、9回を完投するという力投を見せた

この投球により、1軍での先発機会を与えられた

初めての先発相手は、7勝1敗という素晴らしいスタートを切った首位のオリックス

打率4割6分9厘を記録する西川龍馬選手を中心に、チーム全体の打率も3割1分8厘と攻撃力が高い

これに対して大津投手は、「むしろ僕からするとチャンス

しっかり抑えられるようにやれることはやりたい」と前向きに語った

7日には、みずほペイペイドームで投手練習を行い、29球を投じることで投球感覚を整えた

見守っていた倉野信次投手コーチは、「しっかり出力が上がってきた

変化球に関してもいろいろな武器が増えてきている」と評価した

大津投手は「今年はフルで戦って、2桁勝利を目指したい」と語り、さらなる成長を誓った

大津亮介投手が今季初先発を迎えることは、彼にとっては大きな節目となります。先発投手争いでの苦労と、昨季の経験を生かし、オリックス相手に挑む姿勢は期待されます。段階を踏みながら成長している選手の姿を見ることができ、ファンとしても楽しみです。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合で最初にマウンドに上がり、長いイニングを投げる役割の投手のことを指します。
  • ローテーションとは?:チーム内で投手を順番に先発させるための決められた枠やスケジュールのことを言います。
  • 完投とは?:投手が試合の全イニングを投げきることを指し、通常は9回を指します。

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