西武の高橋光成、今季初勝利ならずも光明を見出す

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(パ・リーグ、西武-ロッテ、1回戦、8日、ベルーナD)今季初勝利を目指して先発登板した西武の高橋光成投手(28)は、立ち上がりに苦しむ場面が見られた

試合の開始早々、彼は先頭打者の藤岡を150キロの直球で見逃し三振に仕留め、その後角中を二ゴロに打ち取る快調なスタートを切った

しかし、2死の後に藤原選手に二塁打を許し、次の打者ポランコ選手に右前へ運ばれ、先制点を献上することとなった

昨シーズンはなかなか勝ち星を挙げられなかった高橋選手だが、今季は復活を期してオフシーズンから準備に取り組んできた

特に、投球フォームの改造や糖質制限に力を入れ、体重を約10キロ絞るなどの努力が見られた

オープン戦では3試合で計13回を投げ、1失点という好成績を収め、順調な仕上がりを見せていた

だが、初登板となった日本ハム戦では、打者野村に2打席連続で本塁打を浴びるなどし、5回6失点で終わっていた

この結果、昨年4月のソフトバンク戦から続く連敗記録が12に達し、球団史上最悪のワースト記録と並ぶ形となった

チームの新監督西口氏の指揮の下、今季から登板のない先発陣も遠征に同行

高橋選手は「僕はずっと帯同したかったので、チームで戦っていく上ですごくいいと思う」とコメントした

前回登板後には捕手の古賀悠選手と話し合い、今後の投球内容を吟味しながら、この日の登板に備えていた

試合はその後、打線が一回にすぐに同点を追いつき、チーム全体の士気が高まる場面が見られた

高橋選手は二回以降、走者を出しながらも要所を締める投球を見せ、5回を89球、4安打1失点にまとめたが、同点の場面で降板したため、2年ぶりの白星には届かなかった

高橋光成選手の試合内容から、今後の期待が高まります。立ち上がりの不安定さは見られましたが、その後の投球で持ち直し、5回を1失点に抑えたことは良い成長を示しています。今季初勝利が早く訪れることを期待したいです。
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