巨人・戸郷翔征投手、田中将大投手の助言を受けてピッチング改善を目指す

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日本野球機構(NPB)は10日、翌日の予告先発を発表し、読売ジャイアンツの戸郷翔征投手が先発マウンドに上がることが決定しました

戸郷投手はここまで2試合に出場し、前回の阪神戦では3回3失点で降板

悔しい思いを抱えている彼は、「ここ2試合、苦しいピッチングが続いており、何かを変えなければならない気持ちが強いです」と心の内を明かしました

戸郷投手は今シーズンから新たにカットボールを取り入れましたが、これが他の球種に影響を与えていると感じているようです

カットボールとは、投球時にボールを横に回転させて投げることで、バッターが捉えにくくなる球種です

しかし、それに伴いストレートの投球にも微妙な変化が生じているというのです

「田中将大さんもカットボールを試した際にストレートがうまくいかなくなったと聞きました

その言葉が心に響き、今は真っすぐの感覚を取り戻してきていると思います」と語り、大先輩からのアドバイスに感謝の意を表しました

戸郷投手は「ありがたい言葉をたくさんいただき、今日のキャッチボールでも気を使ってもらいました

本当に心の支えになっています

体が思うように動かないと感じるときがあるので、先輩の言葉が助けになります」と述べ、田中投手の存在が大きな支えになっていることを明かしました

明日の登板に向けて、戸郷投手は「このまま1軍にいると思っていません

良い結果を出し続けてこそ1軍のローテーションに名を連ねることができると意識しています

チームに良い影響を与えることが私の役割ですので、気合を入れて勝ちたいと思っています」と意気込みを見せました

戸郷翔征投手の今季の苦闘と、田中将大投手からの助言が彼のピッチングに与える影響が注目されます。戸郷投手はカットボールの導入に奮闘していますが、経験豊富な先輩からのサポートが彼の成長を後押ししています。これからの試合で、どのようにピッチングスタイルを確立していくのか期待が高まります。
キーワード解説

  • カットボールとは? ボールを横に回転させて投げることで、バッターが打ちにくい球種です。
  • ローテーションとは? 先発投手を回ごとに順番に出すシステムで、チームの試合スケジュールを効率的に運用するために不可欠です。

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