この試合は、両チームが攻防を繰り広げた末に延長戦に入った
しかし、中日はチャンスを作るものの、決定打を欠いた結果となった
試合は、10回裏に先頭の4番・石川昂弥がレフトへの安打で出塁
その際、中日ベンチは代走として樋口正修を起用した
続く打席では、広島の守護神である栗林良吏を攻め立て、二死満塁のチャンスを迎えるが、得点には至らなかった
11回裏には、二死から3番・カリステがセンターへの安打で出塁したものの、続く代打・山本泰寛は空三振に倒れ、この時点で試合は終了した
10日の放送で、CSフジテレビONEの『プロ野球ニュース』のMCを務める野村弘樹氏は、石川昂弥の出塁後の代走起用について疑問を呈した
野村氏は『この後も回ってくるかなと思っていた』と語ると、解説者の平松政次氏は『早めに1点が欲しいという代走で、悪くはないと思います』と意見を述べた
また、別の解説者、江本孟紀氏も『その時の流れで勝負所と思えば代えても良いと思う』と賛同の意を示した
最後に野村弘樹氏は、『場面が11回だったら分かるんですけどね…』と10回での4番への代走交代を疑問視した
その心理的な部分や戦略についての意見交換が交わされた
この試合では中日が延長戦で敗れたものの、監督や選手の采配に関する議論が生まれました。特に代走選手の起用については、勝つための判断として理解される一方で、次の回の打席に回る可能性も考慮されたため、難しい選択であったと言えるでしょう。試合の流れや選手の状況に応じて柔軟な判断が求められるプロの世界での、采配の難しさを再認識させる一戦でした。
ネットの反応
このニュースに対するコメントでは、野村弘樹氏が延長10回で4番・石川昂弥への代走起用について疑問を表明したことから、多くの意見が集まりました
野球ファンたちのコメントは、多様で一部では「代走を出してもよかった」との意見が多く、特にその場面での采配に対する批判や疑問が見受けられます
多くのコメントでは、代走起用が戦略的に必要であったとする意見や、石川選手自身の打撃成績への不安が挙げられており、その一方で梨川選手を擁護する声も散見されました
ネットコメントを一部抜粋
そこは代走出してもいいと思う。
10回裏で本当に決めようと思ってたなら絶対村松に代打出すべきだった。
監督の判断は間違っていない。
このチームは負けてもお客さんがいっぱい来るから何でもありだ。
逆に代走出さず、仮に2塁～ヒットでホームで刺されたら果たして何て言うでしょうか？
キーワード解説
- 延長戦とは？ - 通常の試合が規定のイニングを終えた後、引き分けを避けるためにさらにイニングを延長して行うこと。
- 代走とは？ - 特定の選手が自身のバッティングや走塁が劣っている場合、他の選手にその役割を代わりにさせること。
- 守護神とは？ - 野球における一般的な用語で、試合終盤に登板し、リードを守るために投げる最も信頼されている投手のこと。
