ソフトバンク、有原航平投手が粘りの投球も逆転負けの悔しさを味わう

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◇プロ野球パ・リーグ ロッテ-ソフトバンク(2025年4月11日、ZOZOマリンスタジアム)福岡ソフトバンクホークスの先発投手、有原航平(あらはらこうへい)選手は、7回途中3失点で降板する結果となりました

彼は昨シーズン最多勝のタイトルを獲得した右腕ですが、開幕戦では7回7失点、続く西武戦では4回途中6失点という課題を抱えています

今季3度目の先発マウンドとなったこの日は、今季初勝利を目指して臨みました

試合の初回、有原選手はロッテの先頭バッター藤原恭大選手にヒットを許しましたが、その後の打球をセカンドの牧原大成選手が好捕するなど、好守に助けられ無失点でスタート

試合の流れを引き寄せるため、ソフトバンクの打線も奮起

2回には、FAでロッテに移籍した元同僚の石川柊太投手から安打と四球を得て、廣瀬隆太選手の犠牲フライで先制点を奪いました

さらに4回には、山川穂高選手が3号本塁打を放ち、リードを広げます

有原選手はその後も、粘り強い投球を続け、5回まで無失点をキープ

しかし、6回にはポランコ選手に今季1号本塁打を浴び、その後、7回には2アウトから3連打を許し同点に

その後、尾形崇斗投手と交代し、この交代が試合の流れを変えることに

尾形選手はロッテ打線を抑えられず、ポランコ選手にタイムリーを撃たれ、結局、逆転を許してしまいました

有原選手は7回途中で118球を投げ、10安打、3四球を許しましたが、バックの好守もあり、最終的には3失点で降板

一方、その直後の攻撃において今宮健太選手のタイムリーで同点に追いつき、9回には山川選手がこの日2本目の本塁打を放ち、試合を大きくひっくり返す瞬間を迎えました

今回の試合では、有原選手が非常に良い場面も見せつつも、逆転を許してしまう結果となりました。期待されている選手だけに、今後の成長が楽しみです。チーム全体での連携がさらに求められる局面が見受けられました。
キーワード解説

  • 有原航平とは?- ソフトバンクホークスの先発投手であり、昨シーズンに最多勝を獲得した右腕。
  • タイムリーとは?- 得点につながるヒットのこと。特に、得点圏にランナーがいるときに打たれることが多い。
  • 犠牲フライとは?- 飛球を打った選手がアウトになる代わりに、ランナーが本塁へ進むことができる打撃のこと。
  • 本塁打とは?- バッターがボールを打って、そのボールがフェンスを越えた場合に与えられる得点。

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