この試合では、昨季7回の対戦でわずか8点しか奪えなかった若手投手・戸郷を打ち崩し、10安打10得点を記録
首位攻防戦を制し、ホームでの5連勝を達成した
新井貴浩監督は試合後の記者会見で、「素晴らしい金曜日でした!」と笑顔を見せた
チームは、中日との前カードでは4得点と打線が沈黙していたが、この日は一転して15安打を記録し、全選手が安打を記録するなど攻撃力を発揮した
この日の攻撃の起点となったのは、経験豊富な選手たちであった
2回裏には、菊池涼介が三塁線を破り2点適時二塁打を放つなど、逆転のきっかけを作った
続いて会沢翼も適時打を放ち、試合の流れを引き寄せた
さらには、4回裏には一挙に7得点を挙げ、無死満塁の状況から田村が中前適時打を放ち、その後も小園、末包、野間が連続適時打を決めた
監督は「キクと会沢が火を付けてくれた」と、ベテランの存在に感謝した
その一方で、戸郷投手は昨季、防御率1.52で抑え込まれていた中、これほどの点を取られるとは監督も想像していなかったようだ
「自信になる」と新井監督も選手たちの奮闘を称えた
さらに、移動ゲームを戦う際の練習時間を短縮し、選手たちが試合に集中できる環境を整える努力も評価されている
その結果、選手たちの打撃が冴え渡り、今季初の貯金1も達成した
マツダスタジアムでの4戦連続7得点以上は、2018年7月以来7年ぶりの快挙であり、指揮官も「明日もいい1日になるようにしっかり頑張りたい」と意気込んだ
今年のカープは明らかに一味違う
ホームゲームでの連勝記録
マツダスタジアムで行われた最新の4試合では、いずれも7得点以上を記録しており、データとしてもその攻撃力の高さを数字で裏付ける成果を上げている取材を通して見ると、広島カープの攻撃力がいかに向上したかが明確に感じられます。特に、ベテラン選手が若手を引っ張りながら力を発揮したことが、試合の勝利につながった要因の一つです。また、選手たちの集中力とチームワークの高さが、今後の戦いでも期待できる要素となっています。
キーワード解説
- 戸郷とは?: 戸郷翔征はプロ野球選手で、主に巨人に所属する投手です。昨季は防御率1.52という成績を残し、打たれにくい投手として知られています。
- 打点とは?: 打点とは、打撃によって得点をもたらした回数を示す指標で、通常、選手の攻撃力を評価するために使われます。
- 適時打とは?: 適時打とは、走者がいる状況で打者が打って出塁すると同時に、走者が得点できるようなヒットのことを指します。

