ロッテ、ソフトバンクとの接戦を落とし負け越しに。9回裏の攻撃に見る戦略的判断

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ロッテは、ソフトバンクとの接戦を経て借金が「1」となりました

この試合では、ロッテが14安打を放ちながらも勝利をつかむことができませんでした

試合は1点ビハインドで迎えた9回裏、先頭打者の代打・角中勝也が中安打を打ち、二死一・三塁のチャンスを作ります

続いてポランコが右前適時打を放ち、同点に追いつきました

しかし、二死一・三塁という場面でロッテは代打・岡大海を起用するも、相手チームは申告敬遠を選択し、二死満塁の状況に持ち込みます

その後、和田康士朗が初球を打ち上げ、サヨナラの一打には至りませんでした

結局、試合は10回表に勝ち越し弾を許してしまい、ロッテはこの接戦を落としてしまいました

4月11日、CSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、この9回裏のロッテの攻撃が特集されました

MCを務める谷繁元信氏が「二死一・三塁で岡を歩かせたという選択の意図は?」と投手目線での解説を求めたところ、解説者の齊藤明雄氏は「ピッチャーから見ると二死満塁で和田を迎えるというのはプレッシャーがかかります

私は岡で勝負したかった」と示唆しました

さらに、谷繁氏は「和田が初球を打ったのは良いが、彼の特徴を考えるともったいない」との意見を述べ、坂口智隆氏も「もっと打つボールを狭めて、心構えをもって挑むべきだった」と語りました

最後に、谷繁氏は「満塁の状況では様々なチャンスが生まれやすい中、フライを打ち上げてしまうのは少しもったいなかった」と指摘しました

今回の試合は、ロッテが攻撃の機会を十分活かせなかったことが反映されています。特に、9回裏での戦略的判断は今後の試合においても重要なポイントとなるでしょう。選手たちの判断力と実行力が試される段階に来ています。
ネットの反応

ロッテとホークスの試合で、和田選手が9回裏にサヨナラのチャンスを活かせなかったことに対するコメントが多く集まりました

特に、和田選手の初球打ちについての意見が目立ちます

一部のファンからは、「和田選手にはもっと期待できたが、初球打ちはもったいなかった」との批判がありました

また、和田選手の打撃スタイルに関する意見も多く、「初球から積極的に行ったのは良かったが、フライ打ちは足を活かせない」といった声が上がっています

さらに、和田選手が脚力を活かした打撃をするべきだとの意見もあり、短期間での結果を求められる中でのプレッシャーを感じている様子も伺えます

別の意見では、初球から打ちに行くのであれば、もっと工夫した打撃が必要であることや、和田選手に代わる選手の起用を求める声もありました

ベンチの指示不足が敗因とされ、今後のゲーム展開に対する心配の声も挙がっています

このように、多くのファンが和田選手への期待と改善の必要性を感じていることが、コメントから読み取れます

ネットコメントを一部抜粋

  • ホークス投手陣が岡にどれだけやられて来たか、それを知ってるなら誰でも和田と勝負だわ!
  • 何にしても、現状の和田には期待できなかった…。
  • 和田選手の武器はパ・リーグ屈指の脚。
  • 正論なんだけど、たまに試合に出て代走か守備固め。打席に立つことはさらに少ない中で、結果を出すのは至難の業。
  • もう和田と茶谷は見切ってほしい。
キーワード解説

  • 申告敬遠とは? - 相手チームに対して意図的に四球を与えることを選択する戦略であり、ランナーを進めない選択を意味します。
  • 初球とは? - ピッチャーが投げる最初の球のことを指し、バッターはこの球を狙って打つことが多いです。
  • 二死一・三塁とは? - 二人のアウトが取れた状態で、一塁と三塁にランナーがいる状況を示します。この場合、得点のチャンスが高まります。

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