投手出身監督と打者出身監督の心理的違いについての考察

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プロ野球OBの下柳剛氏と片岡篤史氏が、9日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演し、阪神タイガースのファンからの質問に答えた

この質問は、「投手出身の監督についてどう思うか?」というものだ

下柳氏は、「実際、投手出身の名監督って聞かんよな?」と発言し、投手出身監督の少なさを指摘した

さらに、彼は「今考えたら星野さんが最後かな」と言及し、星野仙一氏を例に挙げた

星野氏は数々の名監督として知られ、特にチームを優勝へと導いたことで有名だ

これに対して片岡氏は、「これ、余談ですけど」と前置きしながら、投手出身監督と打者出身監督の心理的な違いについて語った

彼によれば「投手出身の監督は、バッターがボール球を振るのを嫌がる」とし、逆に「打者出身の監督は、投手のフォアボールを嫌う」と、その属性による違いを解説した

かまいたちの濱家が「ピッチャー監督がバッターがボール球を振るのを嫌うのはどういう心理ですか?」と尋ねると、片岡氏は「なんでボール振るねん」という疑問が生まれるだろうと説明した

打者出身の監督については、逆に「なんでストライクも投げられへんねん」という思いがあるとし、その心理を詳しく分析した

今回の放送では、投手出身と打者出身の監督それぞれが持つ心理的特徴についての興味深い議論が展開されました。監督の出身がチームの戦略や選手との接し方に影響を与えるという点が強調され、今後のプロ野球における監督人事にも影響があるかもしれません。
ネットの反応

阪神OBの名選手がファンからの質問に答えたことが話題になっています

ファンの質問は主に「投手出身の監督について」に関するもので、多様な意見が集まりました

例えば、工藤公康さんが優れた監督であるとの意見や、三浦大輔監督が忘れられているという指摘が見られました

また、投手出身の監督が少ない理由について議論が行われ、コーチ経験が限られていることや、役割の違いから野手出身の監督の方が多様な経験を持つためといった考察がありました

さらに、有名な監督の中での投手出身者の成果についても触れられ、特に高津監督や星野監督の話題が挙がりました

コメントの中には、野村監督の影響で投手出身者が監督職に不利であるという見解や、打者と投手の視点の違いが監督としての資質に影響するという考えもありました

賛否が飛び交う中で、名監督が現れる可能性に期待する声も少なくありません

野球界の複雑な背景が浮き彫りになったコメントの数々は、ファンにとって興味深いものでした

ネットコメントを一部抜粋

  • やはり、工藤公康さんだと思います。
  • この場合は片岡のコメントが主に感じるから写真も片岡の方がいいのでは、細かいことですが
  • 外野手出身だと金満補強に頼らず日本一になったのは若松、栗山だけ。どちらもノムさんのもとでプレーした方です。
  • 投手が向いてないとか、外野手が向いてないとか言い出したの、もしかしたら野村からじゃ無いかな。
  • 投手出身だと「交代させられる屈辱感」を味わった経験が邪魔をして、継投が遅れるってケースはあるのかもしれない。
キーワード解説

  • 投手出身監督とは?:投手出身監督は、実際に選手としてピッチャーを経験した人が監督になることを指します。彼らは投手の心理や技術に詳しい反面、打者の気持ちを理解しにくいことがあります。
  • 打者出身監督とは?:打者出身監督は、野球選手としてバッターをしていた人が監督になることを指します。彼らは打撃のノウハウに精通していますが、投手の心理や管理には課題を抱えることがあります。
  • フォアボールとは?:フォアボールは、ピッチャーが4つのボール球を投げたためにバッターが無条件で一塁に進むことを指します。これは投手にとって好ましくない結果です。

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