西武、27イニングぶりの得点を挙げるも貧打からの脱却は遠い

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◆パ・リーグ 日本ハム―西武(12日・エスコンF) 西武ライオンズは、日本ハム戦で27イニングぶりに得点を挙げ、長い沈黙を破りました

試合が進む中、両チームともに無得点で迎えた8回、先頭打者の外崎選手が右前安打で出塁し、続く2死一、三塁の場面で9番の源田選手が池田投手の148キロの直球を打ち返しました

この強烈な打球は二塁手の好捕に阻まれたものの、スライディングした源田選手の足がわずかに早く、一塁への送球が間に合わず、先制の右前適時打となりました

この得点は、7回無失点と好投していた隅田投手にとっても待望の援護点となりましたが、チーム全体の打撃力には依然として課題が残ります

試合前の時点で西武のチーム打率は2割1分4厘でリーグ最下位、また安打数も1位であるチームと66安打差の72安打で、得点数は同じく5位と苦しむ状況です

この悪化した打撃を改善するために、コーチ陣は打順を大幅に組み替えました

今まで「5番・左翼」で出場していたドラフト2位ルーキーの渡部聖弥選手が3番に昇格し、「4番・DH」のセデーニョ選手は6番に下がるという形です

この変更がチーム打撃の向上に寄与するか、今後の試合に注目が集まります

今回の試合で西武ライオンズは、久々に得点を挙げ、チームの流れを変えるきっかけとなりました。しかし、依然として打撃力に課題が残っているため、今後の試合でのさらなる改善が期待されます。打順改革の効果を早く結果として見せてほしいですね。
ネットの反応

西武ライオンズが27イニングぶりに得点を挙げたことに、ファンから安堵の声が見られました

源田選手が一塁へのヘッドスライディングで内野安打をもぎ取り、待望の援護点がようやく生まれたことに対し、一部のファンは嬉しさを感じています

しかし、同時にチームの打撃力に対する厳しい意見も多く寄せられています

特に金村投手に苦戦していることや、得点圏で打てない選手の状況についての不満が目立ちます

また、外国人選手の調子や、打線の停滞が影響を及ぼしており、これらがなければもう少し高い得点が期待できたのではないかという意見もありました

さらに、選手の起用方法に対する疑問や改善点を求める声が多く、たとえば長谷川選手や渡部選手の状況について考慮するべきだというコメントがあります

このように、ファンの反応は多様であり、喜びや期待とともに厳しい現実を受け止めている状況が浮き彫りになっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 正直開幕と言い今日といい、金村にここまで手こずってるのはなんとも。
  • ホークスファンです!新庄が嫌いなのでライオンズさん頑張れ!
  • たかが1点されど1点。でもライオンズには虎の子の大事な大事な1点なのです。
  • 一塁にヘッドスライディングはたまに見るけど、足からは珍しいプレーだった。
  • 作ったチャンスに対して得点が無さすぎだろ。
キーワード解説

  • 適時打とは? - 試合において、得点に繋がるヒットや打球のことを指します。特に、二死の場面で出た安打は得点を挙げるために非常に重要です。
  • スライディングとは? - 野球において、野手がベースにタッチするために体を地面に滑らせる技術を指します。この行為は足が速い選手に有利に働き、敵チームの送球を回避することができます。
  • チーム打率とは? - チーム全体のヒット数を打数で割った数値で、選手たちの打撃力を示す指標です。高い数字は良い打撃を示し、低い数字は改善が必要であることを意味します。

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