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広島が連勝、巨人打線を抑え込み床田が完封の快投

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広島が12日、セ・リーグの試合で巨人を1-0で下し、3連勝を達成した

先制点は3回、矢野選手のスクイズによるもので、これが決勝点となった

先発の床田投手は、直球が冴え渡り、わずか1失点で今シーズン初勝利を手にした

さらに、これが2季ぶりの完封勝利となった

一方、巨人打線は床田投手の制球力や多彩な球種に苦しめられ、打線が活発さを欠いた

赤星投手は、最少失点に抑える粘りの投球を見せたが、味方の援護がなかった

試合は、3回に田村選手の三塁打、その後矢野選手のスクイズで広島が先制

6回には巨人がピンチを迎えるも、赤星投手が自身の力で打者を打ち取る

特に、フォークボールや内角の直球で相手打者を三振に仕留める勇姿が見られた

赤星投手のフォーム変更も注目に値する

阿部監督からのアドバイスを受け、左足の向きを変え、より難しい投げ方に挑戦した結果、空振りを奪う機会が増えている

赤星投手は、3年間結果が出ていなかった中でのこの改良を「大きなチャンス」と捉え、前向きに取り組んでいる

足元やボールの出所を見えづらくし、先発ローテーションに定着することを目指している赤星投手

この日の試合でも、合計5つの三振を奪い、新フォームが浸透してきていることを証明した

今後の活躍が期待される

先発陣では、不調のエース戸郷投手が二軍調整に入っていることも影響しており、勝ち星を上げるためにも安定した投球が求められる

杉内投手チーフコーチは、赤星投手のさらなる好投を期待を寄せている

今回の試合では、広島が巨人に対して完璧なゲームプランで臨んだことが明確であり、特に床田投手のパフォーマンスが光った。投手のフォーム改良や戦術の柔軟性は、今後の試合でも重要な要素になるだろう。一方、巨人は再考を要する状態であり、特に攻撃面の改善が求められる。
キーワード解説

  • スクイズとは?野球において、走者がいるときにバッターが投手の球を意図的にバントし、走者が進塁するプレーを指す。
  • 制球力とは?投手が自分の投げた球を狙った場所に正確に投げる能力のこと。制球が悪いと相手打者に打たれるリスクが高くなる。
  • フォームとは?投手の投球動作の基本的な形やスタイルのこと。フォームが安定すれば、より正確にボールを投げることができる。
  • スリークオーターとは?投手が投げる際の腕の振り方で、肩よりも低い位置からボールを投げるスタイルを指す。これにより、ボールの変化やスピードが変わる。

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