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ロッテ・横山陸人、安定した投球を誇る右腕の挑戦

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ロッテのリリーフ投手である横山陸人選手が、今季に入ってからの投球について「いい感じに投げられているかな」と自信を見せている

横山は4月3日のオリックス戦に登板し、6回に2点を失ったものの、その他の3試合では無失点の活躍を成し遂げている

シーズン初登板と投球の振り返り

横山は、3月29日のソフトバンク戦で今季初登板を果たした

この試合では、8回表に打者・山川穂高を対戦し、2ボール2ストライクの状況から空振り三振を奪った

その際に使用したのが、彼の得意とする「スライダー」だ

スライダーとは、投手がボールに回転をかけて横に曲げるボールのことを指し、打者にとっては非常に投げにくい球種である

スライダーの自信と課題

横山は「去年から安定して投げられている球がスライダー」と話し、現在はそのスライダーを自信を持って投じていると語った

また、「フォークボール」についても好感触をつかんでおり、相手打者への意識づけを考えながら投球を進めていきたいと述べている

ストレートの課題と今後の展望

横山は、ストレートの球質には自信を持っているものの、「コントロール」に反省点があると認め、西武戦ではその点に再度注目したいとコメントした

8日の西武戦では、14球中12球をストレートで投げ、無失点に抑える力を示したが、ストライク先行を意識したかったという

多様な場面での登板経験
横山は、さまざまなシチュエーションで投げることに対して特に難しさは感じていないようだ

「常に投げる準備はできています」と述べ、どの場面でも無失点に抑える姿勢を示した

過去の経験が今季に活かされる

昨シーズン、横山は自己最多の43試合に登板し、防御率1.71という安定感を誇った

しかし、シーズン中には一軍登録を抹消された時期もあり、波を小さく保つことを課題としている

「調子の波が激しいと思うので、できるだけ波を小さくすることが重要」と真剣に語った横山は、シーズン通してブルペンを支える決意を表している

横山選手は、自信に満ちたコメントを残しつつも、自らの課題を冷静に分析する姿勢が印象的です。昨季の経験を活かしながらスライダーやストレートのクオリティを上げ、今後もチームに貢献していく姿が楽しみです。
キーワード解説

  • スライダーとは?投手がボールに回転をかけて、コースの横に曲げる球のことです。打者にとっては振り遅れやすい厄介な球種です。
  • フォークボールとは?投手がボールを指先で引っ掛けるように回転させて落ちる球で、打者にとっては見極めが難しい球種です。

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