試合後、新庄剛志監督(53)は昨季台湾のプロ野球リーグで最も優れた選手に贈られるMVPを獲得した投手、古林睿煬(グーリン・ルェヤン、24歳)を23日の楽天戦(エスコンフィールド)での先発として起用することを発表した
古林投手は12日のイースタン・リーグの楽天戦で、6回89球を投げて3安打1失点という好成績を収めており、新庄監督はこのパフォーマンスに基づき「球数100球くらいを考えていたが、89球で抑えられたので、1軍で投げさせなければならない」とコメントした
監督は古林投手が緊張するだろうが、実績のある選手なので、焦らずプレーしてほしいという期待も寄せた
イースタン・リーグでは古林投手は3試合に登板し、15回2/3を投げて防御率1.72、四死球はゼロという安定した成績を残している
新庄監督は、「打ちづらい真っすぐや、横の動きを持つカーブなど、多彩な変化球があるため、打者にとって非常に厄介な投手だ」とその能力を評価
また、「まずは7回頃まで投げてもらえるように」と、具体的な期待値も示した
古林投手は15日のロッテ戦(ZOZOマリン)から1軍に合流し、さらなる調整を行う予定だ
在籍選手との練習を通じて、チームに慣れることが重要だとの考えも示された
今回の発表は、日本ハムにとって期待の若手選手の育成を示すものであり、ファンにも注目されるニュースです。古林選手が本番でどのようなパフォーマンスを見せるか、その結果が楽しみです。新庄監督のリーダーシップと選手起用がチームの成績にどう影響を与えるのか、今後の展開にも期待が高まります。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?:日本プロ野球の二軍リーグのことで、選手の育成や戦力の補強を目的としています。
- 防御率とは?:投手の成績を表す指標で、9イニング(1試合)あたりに与える得点の平均を示します。
- 先発投手とは?:試合開始時にマウンドに上がる投手のことを指し、試合の勝敗に重要な役割を果たします。