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中日・金丸夢斗投手がウエスタン・リーグ初先発で見せた奮闘

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◇プロ野球ウエスタン・リーグ オリックス-中日(15日、杉本商事BS)中日のドラフト1位ルーキー、金丸夢斗投手がウエスタン・リーグで初先発の機会を迎えました

金丸投手は大学球界で「No.1左腕」と評され、4球団が競合する中、関西大学から中日に入団した期待の若手選手です

これまでファームでの登板は2試合あり、防御率はなんと0.00、無失点と素晴らしい成績を残しています

この日の試合は不安定な天候となり、試合開始時から風速10メートルという強風が吹き荒れる中でのプレーとなりました

さらに1回表の途中から降り始めた雨は、金丸選手がマウンドに立つ頃には横殴りの激しさに

このため、金丸選手は投球練習を行った後、10分間の試合中断を余儀なくされました

中断の後は雨が弱まり、再び試合が開始されましたが、晴れ間が覗く一方で、急に雨が降り出すなど天候が落ち着かない状況が続きました

中日は初回に、大島洋平選手と鵜飼航丞選手のタイムリーで2点を先制しました

金丸投手はこの援護を受けてマウンドに立ちましたが、初回に先頭打者をフライアウトに打ち取るも、続く打者にヒットを許し、その後も四球を与えて1アウト満塁のピンチを迎えました

ここでタイムリーを浴び、さらにエラーも絡み、合計で3失点を喫して逆転を許しました

しかし、その後金丸投手は持ち直し、2回からは安定した投球を見せました

金丸投手は4回までの投球で82球を投げ、被安打5、奪三振3、与四球1、3失点(自責点2)という成績を残しました

この日の試合では中日打線も追加点を挙げ、同点に追いついたため、金丸投手の負けを消す結果となりました

金丸投手の初先発は、厳しい天候の中での試合となりましたが、彼の持ち味である冷静さや技術が見受けられました。初回は苦しい展開に見舞われたものの、その後は持ち直し安定した投球をすることができました。これからの成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、プロ野球の二軍リーグの一つで、主に南部のチームが参加しています。このリーグは若手選手たちが成長する場であり、実力を試す重要な舞台です。
  • ドラフトとは?:ドラフトは、プロ野球チームが新たに選手を獲得するための制度であり、若い選手たちがチームに指名されることによってプロの世界に入る機会となります。
  • 防御率とは?:防御率は、投手の成績を表す指標で、投手が与えた自責点を投球回数で割り、9倍した数値です。この値が低いほど、投手としての成績が良好であることを示します。

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