福岡ソフトバンクホークスの関連記事

ソフトバンク・藤田淳平投手が3週間ぶりに実戦登板、復帰に向けて期待高まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
福岡ソフトバンクホークスの育成2年目左腕、藤田淳平投手(24)が、13日の四国アイランドリーグplus高知戦において、約3週間ぶりの実戦登板を果たしました

試合はタマスタ筑後で行われ、藤田投手は6回に3番手としてマウンドに上がり、高知の中軸を力で抑え込む見事なピッチングを見せました

左肘の違和感を経て復帰

藤田投手は2月末に左肘に違和感を抱え、その後の調整が続いていましたが、「感覚は少しずつよくなっている」とコメント

実戦への復帰を果たすことができました

今回の登板では1イニングを三ゴロ、遊ゴロ、遊ゴロと抑え、順調な回復を印象付けました

球速とフォームの改善が課題

藤田投手は、四国アイランドリーグplusの徳島から育成ドラフト7位で入団し、182センチの長身から最速148キロを誇る快速球が最大の武器とされています

春季キャンプでは実戦形式の練習「ライブBP」に初登板し好評価を受けていましたが、その後に調整を強いられていました

コーチ陣からの期待

藤田投手の能力を高く評価している倉野信次投手コーチは、「こんなに良かったんやな」との言葉で彼の実力を認めています

出場した試合では最速139キロを計測し、「真っすぐに関しては納得がいっていない」と自身の成長を求める姿勢を示しました

チーム内での競争激化

奥村政稔3軍ファーム投手コーチは、昨年のアジアウインターベースボールリーグでの成績も引き合いに出し、さらなる成長を期待しています

今季は新たな育成選手も加わり、チーム内の競争が激化している状況です

「取り組む姿勢が昨年より変わった」と語る奥村コーチの言葉からは、藤田投手の覚醒が待たれる状況が伺えます

藤田淳平投手の復帰は、チームにとって明るいニュースです。左肘の違和感からの回復を果たし、実戦でも成果を見せたことは、彼自身の自信に繋がるでしょう。また、コーチ陣からの期待の声も上がっているため、今後の成長が楽しみです。チーム内での競争も新たなモチベーションとなり、更なるパフォーマンス向上が期待されます。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?:プロ野球において、選手の育成を目的として行われるドラフトで、主に育成選手が選ばれます。
  • ライブBPとは?:実戦形式で投手が打者に球を投げる練習で、実際の試合に近い環境で行われる練習方法です。
  • 最速とは?:ピッチャーが投げたボールが記録した最高のスピードのことで、選手の投球能力を評価する際の重要な指標となります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。