劣勢をはね返した鈴木の活躍
春季高校野球山梨県大会の初戦で、東海大甲府は笛吹に対し10-3で勝利しましたこの勝利の立役者は、プロ注目の左腕・鈴木蓮吾(3年生)です
鈴木は7回にリリーフとして登板し、1イニングで3者連続三振を奪う圧巻のピッチングを見せました
三振の後、打席でも大活躍
鈴木は、笛吹にリードを許す展開で、6回まで3-3の同点で粘っていましたが、7回に登板すると、最速144キロの直球を含む9球連続ストライクを投げ込み、三者を完璧に抑えました鈴木は「一番いいボールを投げられた」と自信を見せました
待望の初のランニング本塁打
その後、東海大甲府は攻撃に転じ、鈴木は2死満塁の場面で打席に立ちました「思い切り振ってみよう」とバットを振った結果、打った球は中堅の頭上を越え、ランニング本塁打となりました
鈴木にとって、これが高校通算2本目の本塁打で、ランニング本塁打は初の快挙となりました
昨秋のリベンジを果たす
鈴木は昨秋の県大会初戦ではふがいない結果で終わっており、今回の勝利でその悔しさを晴らしました彼は「指導者とも150キロを出そうと話しています」と意気込みを語り、次なる目標に向けて全力を尽くす姿勢を示しています
鈴木蓮吾選手の活躍は、打撃と投球両方で素晴らしい結果を残しました。特にランニング本塁打は非常に珍しいものであり、彼のスピードと状況判断の良さが際立っています。次の試合でもその特技を生かせるか注目です。
キーワード解説
- プロ注目とは?プロ注目とは、将来プロの選手として活躍することが期待される選手のことです。
- リリーフとは?リリーフとは、試合中に先発投手の後を受けて投げる投手のことを指します。
- ホームベースとは?ホームベースとは、得点を記録するために選手が触れる必要がある塁の一つです。