この試合の鍵を握ったのは、プロ15年目を迎えた甲斐拓也選手です
阿部監督の采配が決め手に
この日、巨人の阿部監督は甲斐を2番打者としてスタメンに起用しましたこの決定は、一時的な苦肉の策として生まれたものでした
なぜなら、開幕から2番を任されていたキャベッジ選手が左手親指を負傷し、さらに不調の坂本選手も交代を余儀なくされたためです
甲斐の活躍がチームを救う
甲斐選手は、0-0の三回に1死一、三塁のチャンスで登場し、ジャクソン投手の150キロ直球を右前に運びましたこの一打は試合の均衡を破る先制点となり、見事に連敗をストップさせる決定的な要因となったのです
パフォーマンスと発言
試合後、甲斐選手は「びっくりした」と2番起用に対して苦笑しつつも、「やることは変わらないので」と普段通りの姿勢を崩しませんでしたまた、捕手としては井上選手の初勝利をサポートし、「今日は（井上）温大（はると）のおかげ」と彼を称えました
打線の課題と今後
ただし、打線は1点止まりだったため、阿部監督は「他のバッターもまねしてほしい」とさらなる攻撃力の向上を求めました今回の試合は、巨人にとって苦しい状況からの勝利でした。阿部監督の采配が功を奏し、甲斐選手がその期待に応えたことが印象的です。ただし、他の打者の奮起が求められる場面でもあり、今後の改良点が見えました。
キーワード解説
- 2番打者とは？：野球における打順の一つで、通常、出塁率が高い選手が置かれるポジション。打線の流れを作り、得点機会を増やす役割を担う。
- 直球とは？：ピッチャーが真っ直ぐ投げるボールのことで、スピードや投球フォームが重要な要素。打者にとっては判断の難しいボールの一つ。
- 初勝利とは？：選手がプロで初めて勝利を収めること。特にピッチャーにとっては重要な節目となる。
